2023年8月30日(水)ドル円初心者戦略と結果

ドル円戦略

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

<注目材料>
(1)8/29の欧米マーケット影響
欧州オープンからは休場明けの英国勢も参入。「米国債利回り急騰→日米金利差拡大→ドル買い・円売り」により2011年11月以来の147円台乗せて日足高値147.38へ急上昇。
しかし、注目の米国JOLTS求人件数、更にコンファレンスボード消費者信頼感指数がサプライズの弱い数値となり急落し、引けに掛けて揉み合い流れも下落継続し日足安値145.67を付けた。
日足終値145.88。

【米国市況】株は大幅続伸、弱い指標で利上げ観測後退-ドル全面安(Bloomberg

(2)経済指標
・米国ADP雇用者数
・米国卸売在庫速報値
・米国実質GDP改定値
・米国中古住宅販売成約指数

(3)要人発言
・政府日銀要人の円安牽制
・FRB要人

(4)その他
・月末五十日仲値
・月末ロンフィク
・来週のドル・円はドル高一服か、ジャクソンホール通過で調整も(Bloomberg
・日銀の植田総裁、緩和継続は目標下回るインフレが理由-討論会(Bloomberg

・TOM(Turn of the Month)効果(アノマリー)
株式投資の月末安・月初高アノマリー。期間は営業日ベースでの月末3日間程度、月初3日間程度。
月末の損益確定、毎月一定額を積み立てる投資信託などの購入が月末・月初に集中しやすい。株式購入で株高・円売り→ドル円上昇材料、株式売りで株安・円買い→ドル円下落材料になり得る。

本日注目度が高いのは、米国ADP雇用者数と米国実質GDP改定値。パウエルFRB議長はジャクソンホール会合の講演でも追加利上げはデータ次第と述べていることから、注目度が高い指標で「強い数値→ドル買い」、「弱い数値→ドル売り」になりやすい。

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:00)

9:55 月末五十日仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。

10:38~要人発言
田村日銀審議委員
物価目標実現なら「マイナス金利解除も選択肢の一つ」-田村日銀委員(Bloomberg

【考察】円安牽制、ハト派発言でドル円上昇継続。

14:20~要人発言
田村日銀審議委員
物価目標実現なら「マイナス金利解除も選択肢の一つ」-田村日銀委員(Bloomberg

【考察】タカ派発言であったが、近い将来の事ではなく反応薄。

欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)

21:15 経済指標
米国ADP雇用者数(過去の発表日:8/3110/511/211/301/52/13/84/55/36/17/6, 8/2, 8/30)
2日後に発表される米国雇用統計との差異も注目される。
前月比:前回32.4万人(改定37.1)、予想19.6万人、結果17.7万人(×)

米民間雇用者、この5カ月で最小の増加-労働市場のシフト鮮明に(Bloomberg

【考察】弱い数値で初動ドル円下落から、注目の実質GDP改定値を控えて全戻し。

21:30 経済指標
米国卸売在庫速報値
前月比:前回-0.5%(改定-)、予想-0.4%、結果-0.1%(◎)

21:30 経済指標
米国実質GDP改定値第2四半期(過去の発表日:8/259/2910/2711/3012/221/262/233/304/275/256/29, 7/27
速報値は改定値や確報値に比べて注目度高いが、改定値や確報値でもドル円が大きく動くことあり。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
実質GDP:前回2.4%、予想2.4%、結果2.1%(×)
個人消費:前回1.6%、予想1.6%、結果1.7%(◎)
GDPデフレータ:前回2.2%、予想2.2%、結果2.0%(×)
PCEコアデフレータ:前回3.8%、予想3.8%、結果3.7%(×)

米GDP、4-6月改定値は2.1%増に下方修正-個人消費は堅調(Bloomberg

【考察】総じて弱い数値でドル円下落。

23:00 経済指標
米国中古住宅販売成約指数
売買契約が結ばれているものの、最終引渡しが行われていない物件の指数。引き渡しが済んだ中古住宅販売件数の先行指標として注目される。
前月比:前回0.3%(改定0.4)、予想-1.1%、結果0.9%(◎)
前年比:前回-14.8%(改定-14.7)、予想-15.7%、結果-13.8%(◎)

23:47
首相官邸
北朝鮮ミサイル発射

【考察】地政学リスクオフでドル円下落。だが一時的で押し目となり上昇。

24:00 月末ロンフィク

<まとめ>
東京マーケット:
日足始値145.88。
前日のドル円急落を引き継ぎ東京安値145.78を付けたが、月末五十日仲値に向けてのドル需要でドル円上昇。
マーケットオープン後の「日経平均株価下落→リスクオフ円買い」で一時的に下落したが、「米国債利回り上昇→ドル買い」、「日経平均株価上昇→リスクオン円売り」に転じ、特にドル買い強くドル円上昇。

きょうの国内市況(8月30日):株式、債券、為替市場(Bloomberg

欧米マーケット:
欧州オープン後もドル円上昇継続で日足高値146.54を付けたが、米国ADP雇用者数と米国実質GDP改定値を受けて急落し日足安値145.57を付けた。
その後、米国中古住宅販売成約指数の強い数値で下げ止まり、「米国債利回り上昇→ドル買い」と「リスクオン円売り」で上昇。米国ADP雇用者数からの下落をほぼ全戻し。
日足終値146.25。

【欧州市況】株下落、オーステッドなど公益事業株売り-ドイツ債下落(Bloomberg
【米国市況】株4日続伸、指標下振れで利上げ観測後退-ドル軟調(Bloomberg

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

(Trading View)

米国債イールドカーブ

8/30(水)は8/29(火)に対しベア(短期金利上昇、長期金利同等)、逆イールド拡大。ドル買い・売り材料交錯(U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY)

FOMCの利上げ幅見通し(CME FedWatch Tool
9月公表:据え置き88.5%、25bps引き上げ11.5%、50bps引き上げ0.0%

テクニカル分析

トレード

  • 月足:8月陽線形成中。レンジ内の上昇トレンド。
  • 週足:8/28週、陰線形成中。
  • 日足:8/29上長ヒゲ陰線。
  • 4H足:レンジ。
  • 1H足:下降トレンド。
  • 15M足:下降チャネル。

【シナリオ】

①ロング
(A)1H足レジスタンス145.952をダウ上昇→目標1H足レジスタンス146.344

②ショート
(B)1H足レジスタンス146.344付近まで上昇→ダウ転換下落→目標ラウンドナンバー146.000

【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー。

トレード1
(A)ロング:146.018
S/L:145.848
獲得pips:-17.0

トレード2
(A)ロング:146.016
T/P:146.344
獲得pips:+32.8

トレード3
(B)ショート:146.233
T/P:145.998
獲得pips:+23.5

8月通算:13勝9敗、勝率59.1%、平均RR 2.12、獲得Pips +191.5

(Trading View)

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