ファンダメンタルズ分析
注目材料
1.経済指標
・日銀短観
・米国PMI確報値(製造業)
・米国建設支出
・米国JOLTS求人件数
・米国ISM製造業景気指数
・米国アトランタ連銀GDP Now
2.要人発言
・政府日銀円安牽制
・米国トランプ大統領
・FRB
3.その他
・TOM効果:株式投資の月末安・月初高アノマリー。期間は営業日ベースでの月末3日間程度、月初3日間程度。月末の損益確定、毎月一定額を積み立てる投資信託などの購入が月末・月初に集中する傾向があります。
・地政学リスクオフ(中東、ウクライナ・ロシア)
マーケット動向
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
7:08~要人発言
米国トランプ大統領
トランプ氏、2日に国ベースの関税発表-「親切なものになる」と示唆(Bloomberg)
【考察】貿易戦争激化緩和期待
8:50 経済指標
日銀短観(日本銀行)
大企業製造業・業況判断:前回14、予想12、結果12(○)
大企業製造業・先行き:前回13、予想10、結果12(○)
大企業非製造業・業況判断:前回33、予想32、結果35(◎)
大企業非製造業・先行き:前回28、予想29、結果28(△)
大企業全産業・設備投資:前回11.3%、予想3.6%、結果3.1%(×)
大企業製造業景況感は4期ぶり悪化、米関税政策が影響も-日銀短観(Bloomberg)
東京マーケット(9:00~15:30)
9:55~要人発言
米相互関税、内容分析・影響精査し除外を強く求めていく=武藤経産相(Reuters)
【考察】関税警戒リスクオフ。
10:05~要人発言
日本も相互関税対象、自民会合で政府見通し 「大きな危機」と政調会長(Reuters)
11:36~要人発言
米追加関税の日本除外、必要ならトランプ氏と直接交渉も-石破首相(Bloomberg)
欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)
19:10 報道
トランプ氏側近、大半の輸入品に20%程度の関税案 WP紙報道(Reuters)
【考察】貿易戦争激化、景気減速懸念リスクオフ
22:08~要人発言
米国バーキン・リッチモンド連銀総裁(2025年FOMC投票権なし)
:政策スタンスはタカ派。前回3/31タカ派発言
(過去の発言:2/27, 3/27, 3/31, 4/1)
リッチモンド連銀総裁、トランプ関税は雇用減・インフレ招く恐れ(Bloomberg)
【考察】雇用減、インフレ懸念
22:45 経済指標
米国PMI確報値
(速報値発表日:1/24, 2/21)
基準50。景気先行性高いため注目度高い。速報値は確報値より注目度高い。
製造業:前回49.8、予想49.9、結果50.2(◎)
23:00 経済指標
米国建設支出
前月比:前回-0.2%(改定-0.5)、予想0.2%、結果0.7%(◎)
23:00 経済指標
米国JOLTS求人件数(過去の発表日; 1/7, 2/4, 3/11, 4/1)
(Bureau of Labor Statistics)
前回774.0万件(改定776.2)、予想770.0万件、結果756.8万件(×)
米求人件数が減少、レイオフ率は横ばい-労働市場の冷え込み映す(Bloomberg)
23:00 経済指標
米国ISM製造業景気指数:景気先行指標として注目度大(Institute for Supply Management)
(発表日; 1/3, 2/3, 3/3, 4/1)
基準50、前回50.3(改定)、予想49.9、結果49.0(×)
・仕入価格:前回62.4、予想64.6、結果69.4(◎)
・新規受注:前回48.6、予想48.2、結果45.2(×)
・雇用:前回47.6、予想47.3、結果44.7(×)
米ISM製造業指数、今年初の縮小圏-仕入れ価格は大幅上昇継続(Bloomberg)
【考察】
発表前:欧州消費者物価指数(弱)のユーロ売り円買い生じてからドル円下落、更に「米国、大半の輸入品に20%程度の関税案」報道を受けリスクオフでドル円下落から、発表控えて決済入り上昇。直前149.50。
発表後:米国JOLTS求人件数(弱)、米国ISM製造業景気指数・新規受注・雇用(弱)でドル円下落。
25:06 経済指標
米国アトランタ連銀GDP Now(US Atlanta Fed)(Investing.com)
米国アトランタ連銀が各種経済指標を基に算出した米国実質GDPの先行指標です。比較的精度が高いことから市場の注目度が上がっています。
(発表日:4/1, 4/3, 4/16, 4/17, 4/25, 4/29, 4/30)
Q1:前回-2.8%、予想-2.8%、結果-3.7%()
25:14~要人発言
トランプ大統領が2日発表の関税、即時発動へ-ホワイトハウス報道官(Bloomberg)
29:46 報道
USTR、一部の国に対する一律関税案策定 20%下回る公算=報道(Reuters)
<まとめ>
東京マーケット
日足始値149.96
取引開始後、前日3/31月末・四半期末ポジション調整(推測)の米国株上昇影響、米国トランプ大統領「相互関税、寛容なもの」発言を受けて日足高値150.14へ上昇するも、トランプ関税に対して武藤経産相・石破首相「「米国相互関税除外要求継続」と小野寺自民政調会長「米国相互関税、大きな危機」発言と、警戒感は根強くリスクオフで日通し安値149.53へ下落して引けました。
【日本市況】株伸び悩み、トランプ関税発表前に様子見-長期金利上昇(Bloomberg)
欧米マーケット
欧州オープンすると、欧州消費者物価指数(弱)のユーロ売り円買いが生じ、更に「米国、大半の輸入品に20%程度の関税案」報道を受けたリスクオフでドル円急落。
米国JOLTS求人件数(弱)と米国ISM製造業景気指数・新規受注・雇用(弱)を受けて日足安値148.98へ下落しましたが、経済指標悪化からのFRB利下げ観測、また前日3/31同様にポジション調整の米国株ショート勢決済や米国株急落を押し目買い機会と捉える投資家が参入したためか、米国株急上昇に連れて149.74へ急上昇。
その後、米国トランプ関税リスオフの根強い警戒感も交錯して揉み合いで引けました。
日足終値149.62
【米国市況】S&P500続伸、利下げ意識でテク高い-円は一時148円台(Bloomberg)
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

通貨強弱
<ドル売り優勢>
買い材料:
売り材料:
・米国JOLTS求人件数(弱)、米国ISM製造業景気指数・新規受注・雇用(弱)
<円買い優勢>
買い材料:
・武藤経産相、石破首相「米国相互関税除外要求継続」、小野寺自民政調会長「米国相互関税、大きな危機」発言→リスクオフ
・「米国、大半の輸入品に20%程度の関税案」報道→リスクオフ
売り材料:
・3/31月末、四半期末ポジション調整(推測)→米国株上昇連れの日本株上昇(円キャリー促進)
・米国トランプ大統領「相互関税、寛容なもの」発言→貿易戦争緩和期待→リスクオン
・米国JOLTS求人件数(弱)、米国ISM製造業景気指数・新規受注・雇用(弱)→FRB利下げ観測→米国株上昇(円キャリー促進)
・月初ポジション調整のためか米国株ショート勢決済や米国株急落を押し目買い機会と捉える投資家参入(推測)→米国株上昇
・2024年6月調査想定為替レート上期144.96(日本銀行、短観)以上推移→日本企業業績改善・株上昇(円キャリー促進)
・構造的円売り(日本実質金利マイナスで金融緩和環境継続、新NISA等海外投資急増、デジタル赤字増加等、骨太方針の家計支援で財政支出増)
・その他円売り(航空燃料不足、パイロット不足、クレジットカード利用赤字によるインバウンド関連の旅行収支悪化懸念)

政策金利市場織り込み
・FRB:現行政策金利4.25-4.50%
FOMC市場織り込み(CME FedWatch Tool)
次回5月7日(水)公表:据え置き(86.0→84.8%)、0.25%引き下げ(14.0→15.2%)
2025年利下げ観測:0.25%×2回=0.50% → 政策金利3.75~4.00%相当
・日銀:現行政策金利0.50%
市場織り込み(東京短資株式会社)
次回5月1日(木)公表:0.25%引き上げ(20→19%)
テクニカル分析
トレードシナリオと結果
- 月足:3月陰線下ヒゲピンバー確定。レンジ。押し安値かつ20MA付近。
- 週足:3/31週、陽線形成中。レンジ。戻り高値付近。
- 日足:3/31下ヒゲピンバー陽線。レンジ。押し安値付近
- 4H足:スラストアップ。レンジ。20MA付近。
- 1H足:上昇トレンド
- 15M足:上昇トレンド
【シナリオ】
①Long
(A)1H足押し安値149.517付近へ下落→転換上昇→目標1H足押し安値149.887
(B)日足高値150.268をダウ上昇→目標4H足戻り高値150.642
②Short
(C)日足高値150.268付近へ上昇→転換下落→目標1H足押し安値149.887
(D) (C)後、1H足押し安値149.887をダウ下落→目標1H足押し安値149.517

本日:0勝1敗、-16.5pips

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