2025年9月5日(金)ドル円戦略と結果

ファンダメンタルズ

注目材料

1.経済指標
・日本毎月勤労統計
・米国雇用統計
・IMM通貨先物円ポジション

2.要人発言
・米国トランプ大統領
・FRB

3.その他
・五十日仲値
・地政学リスクオフ(ウクライナ・ロシア)

マーケット動向

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

8:09~要人発言
米国トランプ大統領
「米国に来ない半導体企業に大きな関税を課す予定」

8:22~要人発言
米国グールズビー・シカゴ連銀総裁(2025年FOMC投票権あり)
:政策スタンスはハト派。

【考察】タカ派発言

8:30 経済指標
日本毎月勤労統計(厚生労働省
現金給与総額(名目賃金):前回2.5%(改定)、予想3.0%、結果4.1%(◎)
実質賃金:前回-1.3%、予想-0.6%、結果0.5%(◎)
7月の実質賃金0.5%増、7カ月ぶりプラス ボーナス増や賃上げ波及(日本経済新聞

東京マーケット(9:00~15:30)

9:55 五十日仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあります。

【日本市況】株式続伸、日米貿易署名を好感-実質賃金プラスで円買い(Bloomberg

欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)

16:41~要人発言
首相は続投方針堅持、日米関税交渉が決着-秋の経済対策策定を表明(Bloomberg

21:00~要人発言
米国労働統計局
「テクニカル不具合発生中」

21:30 経済指標
米国雇用統計
(発表日; 1/102/73/7, 4/4, 5/2, 6/6, 7/3, 8/1, 9/5)
非農業部門雇用者数(NFP):前回7.3万人(改定7.9)、予想7.5万人、結果2.2万人(×)
失業率:前回4.2%(改定)、予想4.3%、結果4.3%(○)
平均時給
前月比:前回0.3%(改定)、予想0.3%、結果0.3%(○)
前年比:前回3.9%(改定)、予想3.7%、結果3.7%(○)
米雇用者数、8月は2.2万人増-失業率は2021年以来の高水準(Bloomberg

22:17~要人発言
米国ハセットNEC委員長
「米雇用者数7万人近く上方修正されるだろう」

23:17~要人発言
米国トランプ大統領
「パウエルFRB議長はもっと早く利下げすべきだった」

24:43~要人発言
米国ベッセント財務長官
「FRBは独立機関としての信頼性を再構築すべき」

28:30 経済指標
IMM通貨先物時点(Investing.com
円ロング

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

(Trading View)

通貨強弱

<ドル>
買い材料:
・米国グールズビー・シカゴ連銀総裁:タカ派発言

売り材料:
・米国労働統計局「テクニカル不具合発生中」
・米国雇用統計NFP(弱)
・米国トランプ大統領「パウエルFRB議長はもっと早く利下げすべきだった」

<円>
買い材料:
・日本毎月勤労統計(強)

売り材料:
・2025年6月調査想定為替レート上期145.87、下期145.56(日本銀行、短観)以上推移→日本企業業績改善(円キャリー促進)
・構造的円売り(日本実質金利マイナスで金融緩和環境継続、新NISA等海外投資急増、デジタル赤字増加等、骨太方針の家計支援で財政支出増)
・その他円売り(航空燃料不足、パイロット不足、クレジットカード利用赤字によるインバウンド関連の旅行収支悪化懸念)

Currency Strength Chart

テクニカル

トレードシナリオと結果

  • 月足:9月陽線形成中。レンジ。
  • 週足:9/1週、陽線形成中。上昇チャネル。
  • 日足:9/4陽線。レンジ
  • 4H足:レンジ。
  • 1H足:下降トレンド。

【シナリオ】
①Long
(A)日足ダウ高値148.337付近へ下落→転換上昇→目標1H足レンジ高値148.741
(B)1H足レンジ高値148.741をダウ上昇→目標日足高値149.138

②Short
(C) (A)後、日足ダウ高値148.337をダウ下落→目標4H足押し安値147.929

(Trading View)

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