ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
<注目材料>
(1)7/6の欧米マーケット影響
米国ADP全米雇用者数、米国PMI確報値やISM非製造業指数の強い数値、米国ローガン・ダラス連銀総裁のタカ派発言でドル円上昇。しかし、内田日銀副総裁のタカ派発言やダウ平均下落のリスクオフでドル円下落。引けに掛けて揉み合い。
(2)経済指標
・米国雇用統計
(3)要人発言
・政府日銀要人の円安牽制
・FRB要人
(4)その他
・
7/7の注目は米国雇用統計。
マーケットの動き
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
東京マーケット(9:00~15:00)
欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)
21:30 経済指標
米国雇用統計5月度(過去の発表日;9/2, 10/7, 11/4, 12/2, 1/6, 2/3, 3/10, 4/7, 5/5, 6/2, 7/7)
非農業部門雇用者数:前回33.9万人(改定30.6)、予想22.9万人、結果20.9万人(×)
失業率:前回3.7%(改定)、予想3.6%、結果3.6%(○)
平均時給
前月比:前回0.3%(改定0.4)、予想0.2%、結果0.4%(○)
前年比:前回4.3%(改定4.4)、予想4.2%、結果4.4%(○)
米雇用者数、6月は予想下回る20.9万人増-労働市場に減速の兆し(Bloomberg)
米雇用統計後の国債買い続かず、10年債と30年債利回りは年初来高水準(Bloomberg)
米労働市場に減速の兆候じわり、底堅さの陰でほころび(Bloomberg)
【考察】強弱入り混じる数値。初動は非農業部門雇用者数の弱い数値で下落、失業率と平均時給の強い数値で上昇。しかし、非農業部門雇用者数の弱さがサプライズだったためか、米国債利回り低下し、下落トレンド継続。6月度発表と同じく、強弱入り交じる数値だと方向性が見えるまで静観が適切の様。
24:32~要人発言
米国グールズビー・シカゴ連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)
シカゴ連銀総裁、リセッション起こさずにインフレ抑制する軌道にある(Bloomberg)
【考察】ハト派発言
28:30 経済指標
IMM通貨先物7/3時点(ポジション推移)
円ショート拡大
【考察】円売り材料
<まとめ>
東京マーケット:
株価指数下落のリスクオフや米国雇用統計前のポジション調整でドル円下落。
きょうの国内市況(7月7日):株式、債券、為替市場(Bloomberg)
欧米マーケット:
注目の米国雇用統計は強弱入り混じる数値。初動は非農業部門雇用者数の弱い数値で下落、失業率と平均時給の強い数値で上昇。しかし、非農業部門雇用者数の弱さがサプライズだったためか、米国債利回り低下し再びドル円下落。
【欧州市況】株は小反発、英短期債が上昇-米雇用統計の内容を見極め(Bloomberg)
【米国市況】株が3日続落、円は3月以来の大幅高-米雇用統計受け(Bloomberg)
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
米国債イールドカーブ
7/7(金)は7/6(木)に対してツイスト(短期金利低下、長期金利上昇)、逆イールド縮小のドル買い材料。(U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY)
米2ー10年債、逆イールドが進行-1980年代以来の大幅な差に接近(Bloomberg)
FOMCの利上げ幅見通し(CME FedWatch Tool)
7月度:据え置き7.0%。25bps引き上げ93.0%。
テクニカル分析
トレード
- 月足:7月陽線形成中。レンジ内の上昇トレンド。
- 週足:7/3週、陽線形成中。
- 日足:7/5陽線。上昇トレンド。
- 4H足:三角持ち合い上限ブレイク。
- 1H足:レンジ。
- 15M足:上昇チャネル。
【シナリオ】
①ロング
②ショート
【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー。
トレードなし
7月通算:1勝3敗、勝率25.0%、平均RR 1.96、獲得Pips -19.4
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