ファンダメンタルズ分析
注目材料
1.経済指標
・日銀、国債買入オペ通知
・米国PMI速報値
2.要人発言
・政府日銀円安牽制
・内田日銀副総裁(参院財政金融委員会)
・植田日銀総裁(参院財政金融委員会)
・米国トランプ大統領
・FRB
3.その他
・日本株、年度末配当取り狙いや配当分再投資
・年度末、年金基金等の大口投資家リバランス
・地政学リスクオフ(中東、ウクライナ・ロシア)
・来週の円相場は上昇へ、4月2日の米関税控えリスク回避の買い圧力(Bloomberg)
・【債券週間展望】長期金利に上昇圧力、日銀利上げ警戒と期末の様子見(Bloomberg)
・【日本株週間展望】上値重い、米関税発動控え様子見-年度末需給支え(Bloomberg)
マーケット動向
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
東京マーケット(9:00~15:30)
10:10 経済指標
日銀、国債買入オペ通知(日本銀行)(日銀、オペレーション)
(発表日:2/3, 2/7, 2/13, 2/19, 2/26, 3/5, 3/11, 3/17, 3/24, 3/28)
1~3年債:前回3000億円、予想3000億円、結果3000億円(○)
3~5年債:前回3000億円、予想3000億円、結果3000億円(○)
5~10年債:前回3250億円、予想3250億円、結果3250億円(○)
25年超債:前回750億円、予想750億円、結果750億円(○)
【考察】据え置き。ドル円上昇。
10:48~要人発言
為替、行き過ぎた動きに対しては適切に対応=加藤財務相(Reuters)
【考察】円安牽制発言。ドル円揉み合い。
10:50~要人発言
内田日銀副総裁(参院財政金融委員会)
(過去の発言:8/7, 2/28, 3/5, 3/24)
:前回3/5タカ派発言
内田日銀副総裁、経済・物価見通し実現なら利上げで緩和度合い調整(Bloomberg)
【考察】円安牽制発言、タカ派発言。ドル円揉み合い下落。
11:13~要人発言
植田日銀総裁(参院財政金融委員会)
(過去の発言:3/12, 3/13, 3/19, 3/24)
:政策スタンスは中立。前回3/19ハト、タカ派発言
【考察】タカ派発言。ドル円揉み合い下落。
15:20~要人発言
植田日銀総裁(参院財政金融委員会)
(過去の発言:3/12, 3/13, 3/19, 3/24)
:政策スタンスは中立。前回3/19ハト、タカ派発言
植田総裁、金融調節上必要な場合「国債売却の可能性まで排除せず」(Bloomberg)
【考察】タカ派発言。ドル円揉み合い下落。
欧州マーケット(17:00~26:00)
NYマーケット(22:30~29:00)
22:45 経済指標
米国PMI速報値
(速報値発表日:1/24, 2/21, 3/24)
基準50。景気先行性高いため注目度高い。速報値は確報値より注目度高い。
製造業:前回52.7、予想51.7、結果49.8(×)
サービス業:前回51.0、予想50.8、結果54.8(◎)
総合:前回51.6、予想50.9、結果53.5(◎)
【考察】初動は製造業(弱)で下押しするも、サービス業・総合(強)で上昇。
23:38~要人発言
米国トランプ大統領
トランプ大統領、ベネズエラ産石油・ガス購入国に25%関税賦課と発表(Bloomberg)
【考察】原油先物価格上昇→インフレ懸念→ドル円上昇。
25:32~要人発言
米国ラトニック商務長官
「4/2外国歳入庁発足」
25:32~要人発言
米国トランプ大統領
「自動車関税、アルミニウム、医療品関税をまもなく発表」
米相互関税、適用除外求め各国が奔走-自動車は近く発表とトランプ氏(Bloomberg)
25:44~要人発言
米国トランプ大統領
「FRB利下げを期待する」
トランプ米大統領、FRBが金利を引き下げること願う-閣議で発言(Bloomberg)
25:47~要人発言
米国ベッセント財務長官
「エネルギーコスト下落に連れて金利は下がり続ける」
25:58~要人発言
米国トランプ大統領
「レアアース協定合意、間もなく署名」
26:45~要人発言
米国ボスティック・アトランタ連銀総裁(2025年FOMC投票権なし)
(過去の発言:2/20, 2/26, 3/7, 3/24)
:政策スタンスはハト派。前回3/7タカ派発言
アトランタ連銀総裁、今年の利下げ1回のみと予想-関税が物価に影響(Bloomberg)
【考察】利下げ慎重タカ派発言。ドル円揉み合い上昇。
27:40~要人発言
米国トランプ大統領
トランプ氏、自動車関税は数日中に発表-相互関税で軽減措置を示唆(Bloomberg)
【考察】貿易戦争緩和期待。
28:38~要人発言
米国バーFRB副議長
(過去の発言:2/20, 2/25, 2/27, 3/24)
:政策スタンスは中立。前回2/27金融政策についてコメントなし。
FRBのバー総裁、中小企業の課題と解決策を強調(Investing.com)
【考察】金融政策についてコメントなし。
<まとめ>
東京マーケット
日足始値149.37
取引開始直後に日通し安値149.36を付けると、3/23米国トランプ大統領「関税発動は的を絞ったものになる」発言のリスクオフ後退で日通し高値149.96へ上昇。
しかし、加藤財務相、内田日銀副総裁、植田日銀総裁の円安牽制やタカ派発言を受けてドル円揉み合いから149.57へ下落して引けました。
【日本市況】債券は下落、米長期金利上昇や日銀利上げを警戒-円下落(Bloomberg)
欧米マーケット
欧州オープン後もドル円揉み合い下落が続いたものの、欧州株上昇に連れてドル円下げ止まりからじり上げ。
米国PMI速報値製造業(弱)で下押しするもサービス業・総合(強)により米国債利回り上昇、更に3/23米国トランプ大統領「関税発動は的を絞ったものになる」発言を好感したリスクオン米国株上昇に連れてドル円急上昇。
加えて、米国トランプ大統領「4/2ベネズエラ産石油・ガス購入国、25%関税賦課」発言を受けて日足高値150.76へ急騰しました。
その後は、米国トランプ大統領「FRB利下げを期待する」発言、米国ボスティック・アトランタ連銀総裁のタカ派発言、米国トランプ大統領「多くの国に関税猶予予定」発言を受けてドル円揉み合いで引けました。
日足終値150.70
【米国市況】株はトランプ氏発言で一段高、円は対ドル150円70銭付近(Bloomberg)
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

通貨強弱
<ドル売買交錯>
買い材料:
・3/23米国トランプ大統領「関税発動は的を絞ったものになる」発言→リスクオフ後退→安全資産米国債売り→米国債利回り上昇
トランプ相互関税は一部の国・地域除外か、一斉射撃でなく的絞る公算(Bloomberg)
・米国PMI速報値サービス業、総合(強)
・米国トランプ大統領「4/2ベネズエラ産石油・ガス購入国、25%関税賦課」発言→原油先物価格上昇→インフレ懸念
・米国ボスティック・アトランタ連銀総裁のタカ派発言
売り材料:
・米国PMI速報値製造業(弱)
・米国トランプ大統領「FRB利下げを期待する」発言
<円売り優勢>
買い材料:
・加藤財務相、内田日銀副総裁の円安牽制発言
・植田日銀総裁のタカ派発言
売り材料:
・国債買い入れオペ通知:据え置き
・3/23米国トランプ大統領「関税発動は的を絞ったものになる」発言→リスクオフ後退→米国株上昇(円キャリー促進)
・米国トランプ大統領「多くの国に関税猶予予定」→貿易戦争緩和期待→リスクオン
・2024年6月調査想定為替レート上期144.96(日本銀行、短観)以上推移→日本企業業績改善・株上昇(円キャリー促進)
・構造的円売り(日本実質金利マイナスで金融緩和環境継続、新NISA等海外投資急増、デジタル赤字増加等、骨太方針の家計支援で財政支出増)
・その他円売り(航空燃料不足・パイロット不足・クレジットカード利用赤字によるインバウンド関連の旅行収支悪化懸念)

政策金利市場織り込み
・FRB:現行政策金利4.25-4.50%
FOMC市場織り込み(CME FedWatch Tool)
次回5月7日(水)公表:据え置き(85.7→90.4%)、0.25%引き下げ(14.3→9.6%)
2025年利下げ観測:0.25%×2回=0.50% → 政策金利3.75~4.00%相当
・日銀:現行政策金利0.50%
市場織り込み(東京短資株式会社)
次回5月1日(木)公表:0.25%引き上げ(24→24%)
テクニカル分析
トレードシナリオと結果
- 月足:3月陰線形成中。レンジ。BB-1σ付近。
- 週足:3/17週、陽線確定。下降トレンド。BB-1σ付近。
- 日足:3/21陽線。上昇トレンド。BB+1σ付近
- 4H足:三角持ち合い。
- 1H足:レンジ
- 15M足:レンジ
【シナリオ】
①Long
(A)1H足押し安値148.714付近へ下落→転換上昇→目標1H足押し安値149.201
(B)1H足レンジ高値149.575をダウ上昇→目標1H足戻り高値149.934
②Short
(C)1H足戻り高値149.934付近へ上昇→転換下落→目標1H足レンジ高値149.575
(D)1H足押し安値149.201をダウ下落→目標1H足押し安値148.714

本日:1勝1敗、+6.1pips
3月通算:12勝9敗、勝率57.1%、RR1.96 、+217.3pips

コメント