ファンダメンタルズ
注目材料
1.経済指標
・米国中古住宅販売成約指数
・米国FOMC公表
・加中銀政策金利
2.要人発言
・日銀ブラックアウト期間(10/27~10/30)
・米国トランプ大統領
・米国パウエルFRB議長
・FEDウォッチャー、WSJ紙のニック氏(X投稿):FRBブラックアウト期間(FOMC開催前週の土曜日から公表翌日までの13日間:10/18~10/30)につき
3.その他
・TOM効果:株式投資の月末安・月初高アノマリー。期間は営業日ベースでの月末3日間程度、月初3日間程度。月末の損益確定、毎月一定額を積み立てる投資信託などの購入が月末・月初に集中する傾向があります
・月末スポット応当日
・米国トランプ大統領来日(10/27~10/29)
・高市トレード(積極財政と金融緩和継続期待)
・日銀会合関連リーク報道
・地政学リスクオフ(ウクライナ・ロシア)
・米国主要企業決算(キャタピラー、マイクロソフト、アルファベット、メタプラットフォームズ)
・スワップ4倍デー
マーケット動向
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
8:53~要人発言
日本政府が日銀の政策の余地を認める意思が鍵-ベッセント米財務長官(Bloomberg)
【考察】円安牽制発言
東京マーケット(9:00~15:30)
9:55 仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。年末・月末スポット応当日は仲値に向けて売買交錯しやすい。
*スポット:直物為替(直物取引)。原則、売買を契約した日(約定日)から2営業日後に受け渡しをする外国為替取引のことです。
*スポット応当日:スポットの受け渡し日のこと。年末、月末や四半期末には仲値に向けた実需勢等の売買が交錯しやすく荒い値動きが生じる可能性があります。
10:40~要人発言
米国トランプ大統領
トランプ氏、対中フェンタニル関税引き下げへ-習氏とエヌビディア協議(Bloomberg)
【考察】米中貿易戦争緩和リスクオン
11:00 報道
日銀、10月会合は金利据え置きの公算 為替見極め最終判断(日本経済新聞)
11:20~要人発言
木原官房長官
金融政策の手法は日銀に委ねられるべき=べセント氏投稿で官房長官(Reuters)
【考察】日銀利上げ牽制発言
15:56~要人発言
城内経済財政相
米財務長官の発信にコメント控える、日銀会合も踏まえ=城内経済財政相(Reuters)
【日本市況】日経平均初の5万1000円台、AIや対米投資期待-債券下落(Bloomberg)
欧州マーケット(17:00~26:00)
NYマーケット(22:30~29:00)
19:32 米国主要企業決算
キャタピラー
売上高:前回165.7億ドル、予想167.6億ドル、結果176.4億ドル(◎)
EPS:前回4.72ドル、予想4.55ドル、結果4.95ドル(◎)
キャタピラー、利益が市場予想上回る-エネルギー・輸送部門が好調(Bloomberg)
22:45 要人発言
加中銀
政策金利:前回2.50%、予想2.25%、結果2.25%(○)
カナダ中銀、2会合連続利下げ-関税の影響長期化も現金利水準は適切(Bloomberg)
23:00 経済指標
米国中古住宅販売成約指数
売買契約が結ばれているものの、最終引渡しが行われていない物件の指数。引き渡しが済んだ中古住宅販売件数の先行指標として注目される。
前月比:前回4.0%(改定4.0)、予想1.2%、結果0.0%(×)
前年比:前回0.5%(改定)、予想%、結果1.5%(◎)
27:00 経済指標
米国FOMC公表
(発表日; 1/29, 3/19, 5/7, 6/18, 7/30, 9/17, 10/29, 12/10)
(Federal Open Market Committee)
①FRB政策金利:前回4.00-4.25%、予想3.75-4.00%、結果3.75-4.00%(○)
②FOMC声明:保有証券の総量削減、12月1日をもって終了する(Bloomberg)
FOMC、0.25ポイント利下げを決定-バランスシート縮小は停止へ(Bloomberg)
27:30~要人発言
米国パウエルFRB議長
FOMCが2回連続で利下げ、パウエル議長は3回目「既定路線」を否定(Bloomberg)
【考察】タカ派発言
29:06 米国主要企業決算
マイクロソフト
売上高:前回764.4億ドル、予想755.5億ドル、結果776.7億ドル(◎)
EPS:前回3.65ドル、予想3.67ドル、結果3.72ドル(◎)
マイクロソフト、クラウド事業が一部投資家の期待に届かず-株価下落(Bloomberg)
29:06 米国主要企業決算
アルファベット
売上高:前回964.3億ドル、予想998.5億ドル、結果1023.5億ドル(◎)
EPS:前回2.31ドル、予想2.26ドル、結果2.87ドル(◎)
アルファベット、売上高が予想上回る-AI需要でクラウド事業好調(Bloomberg)
29:08 米国主要企業決算
メタプラットフォームズ
売上高:前回475.2億ドル、予想495.9億ドル、結果512.4億ドル(◎)
EPS:前回7.14ドル、予想6.03ドル、結果1.05ドル(×)
メタが経費大幅増加を予想、一時的な税費用も計上-株価下落(Bloomberg)
【米国市況】国債下落、円売り加速-パウエル議長が12月利下げに慎重(Bloomberg)
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

通貨強弱
<ドル>
買い材料:
・米国パウエルFRB議長:タカ派発言
売り材料:
<円>
買い材料:
・米国ベッセント財務長官:円安牽制発言
売り材料:
・米国トランプ大統領「中国フェンタニル報復関税引き下げ」→米中貿易戦争緩和リスクオン
・日銀、10月会合金利据え置き公算報道
・木原官房長官:日銀利上げ牽制発言
・2025年6月調査想定為替レート上期145.87、下期145.56(日本銀行、短観)以上推移→日本企業業績改善(円キャリー促進)
・構造的円売り(日本実質金利マイナスで金融緩和環境継続、新NISA等海外投資急増、デジタル赤字増加等、骨太方針の家計支援で財政支出増)
・その他円売り(航空燃料不足、パイロット不足、クレジットカード利用赤字によるインバウンド関連の旅行収支悪化懸念)

テクニカル
トレードシナリオと結果
- 月足:10月陽線形成中。三角持ち合い上限付近
- 週足:10/20週、陰線形成中。上昇トレンド。戻り高値付近
- 日足:10/28陰線。レンジ。BB+1σ付近
- 4H足:下降トレンド
- 1H足:レンジ
【シナリオ】
①Long
(A)4H足押し安値151.521付近へ下落→転換上昇→目標1H足レンジ安値151.855
(B)1H足レンジ高値152.199をダウ上昇→目標1H足戻り高値152.462
②Short
(C)1H足戻り高値152.462付近へ上昇→転換下落→目標1H足レンジ高値152.199
(D)1H足レンジ安値151.855をダウ下落→目標4H足押し安値151.521

本日:0勝1敗、-20.9pips
10月通算:14勝9敗、勝率60.9%、RR1.71、+249.0pips



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