ドル(USD)
経済指標
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
2023/4/17(月)
21:30 経済指標
米国ニューヨーク連銀製造業景気指数4月度(Bloomberg)
米国フィラデルフィア連銀製造業景気指数や米国ISM製造業購買担当者景気指数の先行指標として注目されます。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」。
基準0、前回-24.6、予想-18.1、結果10.8(◎)
【考察】サプライズの強い数値でドル円急騰。
25:51~要人発言
米国バーキン・リッチモンド連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)
「インフレ低下のさらなる証拠が必要」
【考察】タカ派発言だが具体的は内容なくドル円反応薄。
2023/4/18(火)
19:46 米国主要企業決算
バンク・オブ・アメリカ(Bloomberg)
売上高:予想253億ドル、結果263億ドル(◎)
EPS:予想0.82ドル、結果0.94ドル(◎)
【考察】強い数値でダウ先物上昇。ドル円下落ストップ。
20:32 米国主要企業決算
ゴールドマン・サックス(Bloomberg)
売上高:予想128億ドル、結果122億ドル(×)
EPS:予想8.21ドル、結果8.79ドル(◎)
【考察】弱い数値でダウ先物急落。ドル円下落継続。
21:30 経済指標
米国住宅着工件数3月度(Bloomberg)
住宅購入に伴い、家電などの耐久消費財も購入されることが多く、個人消費への波及効果が大きいため注目される。また、最近はFRB当局者が住宅関連指標をインフレ把握のために注目していることから、更に重要度が上がっている。
件数:前回145.0万件(改定143.2)、予想141.0万件、結果142.0万件(○)
前月比:前回9.8%(改定7.3)、予想-3.4%、結果-0.8%(○)
米国住宅建築許可
件数:前回152.4万件(改定155.0)、予想146.0万件、結果141.3万件(×)
前月比:前回13.8%(改定15.8)、予想-6.4%、結果-8.8%(×)
【考察】強弱入り交じ数値だが、着工件数がより注目されているためかドル円上昇。
22:00~要人発言
米国ブラード・セントルイス連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「利上げ継続が必要」
「5.50~5.75%までの利上げ支持」
【考察】5月FOMCでの利上げ打ち止めが市場コンセンサス。この時の政策金利は5.00~5.25%。よって、市場コンセンサスより2回追加利上げとなる強いタカ派発言。しかし、ドル円上昇は一時的で、利上げによる景気後退懸念が意識されたためかドル円急落。
24:06~要人発言
米国ボスティック・アトランタ連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「あと1回の利上げ支持」
「利上げ後は政策金利据え置き支持」
【考察】タカ派発言だが、米国ブラード・セントルイス連銀総裁よりはハト派で景気後退懸念が薄れでドル円上昇。
29:06 米国主要企業決算
ネットフリックス
売上高:予想818億ドル、結果816億ドル(×)
EPS:予想2.86ドル、結果2.88ドル(◎)
2023/4/19(水)
20:49 米国主要企業決算
モルガン・スタンレー(Bloomberg)
売上高:予想140億ドル、結果145億ドル(◎)
EPS:予想1.67ドル、結果1.70ドル(◎)
26:00 経済指標
米国20年債入札(Upcoming Auctions)
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回3.909%、結果3.920%(×)
【考察】入札不調でドル円上昇。
27:00 要人発言
米国ベージュブック(地区連銀経済報告)(Bloomberg)
FOMC開催の2週間前に公表。米国金利決定の材料とされるため注目度大。
「個人消費は物価の緩やかな上昇」
「賃金は若干緩和を示しているものの、依然として上昇している」
「全体的に物価は緩やかに上昇したが鈍化」
【考察】以前よりインフレ懸念が緩和されており、ややハト派寄りの内容でドル円下落。
29:06 米国主要企業決算
テスラ(Bloomberg)
売上高:予想233.6億ドル、結果233.3億ドル(×)
EPS:予想0.85ドル、結果0.85ドル(○)
2023/4/20(木)
6:56~要人発言
米国グールズビー・シカゴ連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)
「次回FOMCまでに物価と信用に注視すべき」
【考察】特に材料視される発言なし
8:02~要人発言
米国ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「インフレは高過ぎる」
「目標インフレ2%への回帰には少なくとも2年かかる」
「今年のインフレ率は3.25%に低下する見込み」
【考察】タカ派発言
21:30 経済指標
米国新規失業保険申請件数(Bloomberg)
失業者が初めて申請した失業保険給付の申請件数を示す指標。失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されます。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回23.9万件(改定24.0)、予想24.1万件、結果24.5万件(×)
米国失業保険継続申請件数
新規申請後に失業保険の申請を継続している人数を示す指標。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回181.0万件(改定180.4)、予想182.6万件、結果186.5万件(×)
21:30 経済指標
米国フィラデルフィア連銀景況指数4月度
米国ISM製造業購買担当者景気指数と相関性あるため注目される。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
基準0、前回-23.2(改定)、予想-19.6、結果-31.3(×)
【考察】サプライズの弱い数値でドル円急落。フィラデルフィア連銀景況指数と類似指標で4/17発表のューヨーク連銀製造業景気指数が強い数値だっただけに市場が混乱した様子。
23:00 経済指標
米国中古住宅販売件数3月度(Bloomberg)
住宅市場は消費に大きな影響を与えることから景気の先行指標として米国新築住宅販売件数とともに重要。
件数:前回458万件(改定455)、予想451万件、結果444万件(×)
前月比:前回14.5%(改定13.8)、予想-1.7%、結果-2.4%(×)
23:00 経済指標
米国景気先行指数3月度(Bloomberg)
前月比:前回-0.3(改定-0.5)、予想-0.7%、結果-1.2%(×)
【考察】サプライズの弱い数値でドル円下落継続。本日の米国経済指標は総崩れ。
25:20~要人発言
米国メスター・クリーブランド連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Reuters)
「利上げ余地はある」
「引き締めサイクルは終わりに近づいている」
「インフレは依然として高すぎる」
【考察】主にタカ派発言だが、引き締め終了にも言及。タカ派発言が材料視されドル円上昇。
28:00~要人発言
米国ローガン・ダラス連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「インフレは非常に高い」
「インフレを引き起こす持続的な要因に注目」
【考察】タカ派発言でドル円上昇継続。
28:01~要人発言
米国ボウマンFRB理事(Reuters)
「インフレ低下に焦点を当てている」
【考察】タカ派発言でドル円上昇継続。しかし、NY引け間際でロング勢の決済も入ったためか直ぐにドル円下落。
2023/4/21(金)
6:18~要人発言
米国ボスティック・アトランタ連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「インフレは高すぎる」
「インフレ2%に押し下げる必要がある」
【考察】タカ派発言だがドル円反応薄。
8:46~要人発言
米国ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「多少の追加引き締めが必要となる可能性」
【考察】タカ派発言でドル円上昇。
22:45 経済指標
米国PMI速報値4月度
(過去の速報値発表日:10/24, 11/23, 12/16, 1/24, 2/21, 3/24, 4/21)(Bloomberg)
基準50。景気先行性高いため注目度高い。速報値は確報値より注目度高い。
製造業:前回49.2、予想49.1、結果50.4(◎)
サービス業:前回52.6、予想51.3、結果53.7(◎)
総合:前回52.3、予想51.0、結果53.5(◎)
【考察】サプライズの強い数値→インフレ懸念でドル円急騰。今年の速報値は全て強い数値を継続中。
29:35~要人発言
米国クックFRB理事(Reuters)
「データが継続的な強さを示している場合、やるべきことがさらにある」
「インフレ低下の道のりは長い」
【考察】タカ派発言。引け間際のため反応薄。
2023/4/22(土)
5月FOMC前のブラックアウト期間開始
2023/4/23(日)
米国ベッド・バスが破産法適用(Bloomberg)
【考察】米国経済悪化懸念のドル売り材料。
円(JPY)
2023/4/17(月)
2023/4/18(火)
15:21~要人発言
植田日銀総裁(Bloomberg)
「政府・日銀の共同声明、直ちに見直す必要ない」
「金融緩和を継続する」
【考察】ハト派発言だが、従来通りでサプライズなくドル円下落継続。
2023/4/19(水)
18:53 報道
日銀YCC早期修正否定(Bloomberg)
【考察】円売り材料でドル円上昇継続。だが、上昇は一瞬。報道直前には約1か月ぶりの高値を付けて利食いの材料探しとなっていたためか、Sell the factのような反応でドル円下落。
2023/4/20(木)
8:50 経済指標
日本通関ベース貿易収支3月度(財務省貿易統計)(日本経済新聞)
貿易赤字拡大は実需の円売り材料。
季調前:前回-8977億円(改定-8981)、予想-12930億円、結果-7545億円(◎)
季調済:前回-11907億円(改定-12530)、予想-17200億円、結果-12099億円(◎)
9:55 五十日仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。
2023/4/21(金)
8:30 経済指標
日本消費者物価指数3月度(日本経済新聞)
前年比:前回3.3%、予想3.1%、結果3.2%(○)
コア前年比:前回3.1%、予想3.1%、結果3.1%(○)
【考察】強い数値→4/27~28で開催される日銀金融政策決定会合での金融緩和政策修正警戒→円買いドル円下落。
10:41 報道
「G7, ロシアへの全面輸出禁止検討」(Bloomberg)
【考察】地政学リスクオフ円買い材料となったためかドル円下落継続。
17:06 報道
「日銀、来週の金融政策決定会合で金融政策維持の見通し」(Reuters)
【考察】4/27~28で開催される日銀金融政策決定会合に向けて地ならしのためのリーク報道の様。円売り材料だが想定内のためかドル円反応薄。
もし、金融政策決定会合公表で金融引き締めの方針が出されたなら、強烈なサプライズでドル円暴落の可能性あり。
28:30 経済指標
IMM通貨先物(4/18時点)(ポジション推移)
円ショート縮小
【考察】円買い材料
2023/4/22(土)
2023/4/23(日)
日銀、金融緩和点検・検証報道(Bloomberg)
【考察】金融緩和政策修正に繋がるため円買い材料
衆参5補欠選挙自民党4勝1敗(日本経済新聞)
【考察】自民党勝利→日本の政情安定→ドル円上昇材料
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