2024年、米国小売売上高発表日のドル円動きまとめ

ドル円戦略

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1/17(水)
22:30 経済指標
米国小売売上高
個人消費が米国GDPの約2/3を占めており、その動向を表す小売売上高の注目は高い。米国個人消費や米国消費者信頼感とも相関性があることからも重要な指標。特にコア指数が重要視されます。
前月比:前回0.3%(改定-)、予想0.4%、結果0.6%(◎)
コア前月比:前回0.2%(改定)、予想0.2%、結果0.4%(◎)
米小売売上高、3カ月ぶりの大幅な伸び-堅調な年末消費示す(Bloomberg

【考察】
発表前:直前147.73。
発表後:サプライズの強い数値。その後の他指標は強弱交錯するも、日足高値148.53へ上昇から揉み合いとなりました。

2/15(木)
22:30 経済指標
米国小売売上高
前月比:前回0.6%(改定0.4)、予想0.1%、結果-0.8%(×)
コア前月比:前回0.4%(改定)、予想0.3%、結果-0.6%(×)
米小売売上高、1月は約1年ぶりの大幅減-個人消費に一服感(Bloomberg

【考察】
発表前:直前149.99。
発表後:弱い数値。初動日足安値149.53へ急落。しかし、同刻発表の他指標は総じて強く乱高下となりました。

3/14(木)
21:30 経済指標
米国小売売上高
前月比:前回-0.8%(改定-1.1)、予想0.8%、結果0.6%(△)
コア前月比:前回-0.6%(改定-0.8)、予想0.5%、結果0.3%(△)

【考察】
発表前:直前147.75。
発表後:弱い数値。しかし、同刻発表の米国生産者物価指数(強)等や日銀会合リーク報道と交錯し乱高下。
日足安値147.43付けから乱高下が収まると、米国生産者物価指数(強)の影響で日足高値148.36へ上昇しました。

4/15(月)
21:30 経済指標
米国小売売上高
前月比:前回0.6%(改定0.9)、予想0.4%、結果0.7%(○)
コア前月比:前回0.3%(改定0.6)、予想0.6%、結果1.1%(◎)

【考察】
発表前:直前153.98。
発表後:強い数値で日足高値154.45へ上昇。しかし、中東地政学リスクオフで全戻しから乱高下となりました。

5/15(水)
21:30 経済指標
米国小売売上高
前月比:前回0.7%(改定0.6)、予想0.4%、結果0.0%(×)
コア前月比:前回1.1%(改定0.9)、予想0.2%、結果0.2%(○)

【考察】
発表前:直前155.53
発表後:同刻発表の米国消費者物価指数共に強弱混在し、乱高下しながら日足安値154.69付けて小幅揉み合い。

6/18(火)
21:30 経済指標
米国小売売上高
前月比:前回0.0%(改定-0.2)、予想0.3%、結果0.1%(△)
コア前月比:前回0.2%(改定-0.1)、予想0.2%、結果-0.1%(△)

【考察】
発表前:直前158.05。
発表後:弱い数値で初動ドル円下落。その後、他指標(強)やFRB要人タカ派発言が交錯。直前までに付けた日足高値・安値更新せず乱高下となりました。

7/16(火)
21:30 経済指標
米国小売売上高
前月比:前回0.1%(改定0.3)、予想-0.2%、結果0.0%(◎)
コア前月比:前回-0.1%(改定0.1)、予想0.2%、結果0.4%(◎)

【考察】
発表前:直前158.27。
発表後:対予想かつ対前回で全て強い数値。前回値の上方修正あり。米国輸入物価指数・輸出物価指数(強)と併せて、日足高値158.86へ急騰。
しかし、6/25(火)に影響を及ぼした同刻発表のカナダ消費者物価指数(CPI)は弱い数値もあり、FRB9月利下げ観測確率に変化なく、全戻し下落となりました。

8/15(木)
21:30 経済指標
米国小売売上高
(過去の発表日; 1/172/153/144/155/156/187/16, 8/15)
前月比:前回0.0%(改定)、予想0.4%、結果1.0%(◎)
コア前月比:前回0.4%(改定)、予想0.1%、結果0.4%(○)

【考察】
発表前:直前147.24
発表後:注目の米国小売売上高、米国新規失業保険申請件数・失業保険継続申請件数だけでなく、その他も総じて強い数値。リスクオン株先物上昇(円キャリー促進)、FRB9月0.5%利下げ織り込み剥落(米国債利回り上昇)。ドル買い・円売りにより日通し高値149.33へ急騰。その後、揉み合いながら日足高値149.40を付けました。

9/17(火)
21:30 経済指標
米国小売売上高
前月比:前回1.0%(改定1.1)、予想-0.2%、結果0.1%(○)
コア前月比:前回0.4%(改定)、予想0.2%、結果0.1%(×)
米小売売上高、8月は予想外に増加-オンライン購入が支える(Bloomberg
9月の米利下げ、市場の予想は50bpに傾く-小売売上高発表後も(Bloomberg

【考察】
発表前:直前140.76。
発表後:強弱混在。しかし、重要視されるコア前月比(弱)にも関わらず、前月比(強)で消費は底堅いと判断され、米国景気減速懸念後退リスクオン(株買い、債券売り[利回り上昇]、ドル買い、円売り)によりドル円上昇。
更に、米国鉱工業生産指数・米国設備稼働率(強)、米国20年債入札(弱)を受けて引けまで上昇継続し日足高値142.47付け。

10/17(木)
21:30 経済指標
米国小売売上高
(過去の発表日; 1/172/153/144/155/156/187/168/15, 9/17, 10/17)
前月比:前回0.1%(改定)、予想0.3%、結果0.4%(◎)
コア前月比:前回0.1%(改定0.2)、予想0.1%、結果0.5%(◎)
米小売売上高、9月は予想を上回る伸び-個人消費の堅調さ示す(Bloomberg

【考察】
発表前:直前149.54。
発表後:強い数値。同刻発表の米国新規失業保険申請件数(強)、米国フィラデルフィア連銀景況指数(強)に連れて日通し高値150.083へ急上昇。

その後、米国鉱工業生産指数,設備稼働率(弱)を受けて149.65へ下押しするも、米国大統領選挙のトランプ氏優勢からトランプトレードの復活も加わり、日足高値150.32へ上昇しました。

11/15(金)

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