ドル(USD)
経済指標
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
2023/3/27(月)
24:00 月末ロンドンフィックス
月末・期末・年末はリバランス(大口投資家のポートフォリオ調整)で為替取引が活発になり急変動しやすい。
24:34~要人発言
米国バーFRB副議長(証言準備書面)
「金融システム保全のためにあらゆる措置を講じる準備」
【考察】金融システム不安後退でドル円上昇継続
26:00 経済指標
米国2年債入札(Upcoming Auctions)
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回4.673%、結果3.954%(×)
【考察】入札不調でドル円上昇。
2023/3/28(火)
6:00~要人発言
米国ジェファーソンFRB理事(証言準備書面)(Reuters)
「インフレは下がり始めている」
【考察】ハト派発言でドル円下落。
21:30 経済指標
米国卸売在庫速報値2月
前月比:前回-0.4%(改定-0.5)、予想-0.1%、結果0.2%(◎)
22:00 経済指標
米国住宅価格指数1月度(Bloomberg)
前月比:前回-0.1%、予想-0.4%、結果0.2%(◎)
22:00 経済指標
米国S&Pケースシラー住宅価格1月度(Bloomberg)
前年比:前回4.65%(改定4.62)、予想2.60%、結果2.55%(×)
23:00 経済指標
米国コンファレンスボード消費者信頼感指数3月度(Bloomberg)
米国ミシガン大学消費者信頼感指数と同様、経済活動全体に重要な役割を果たす個人消費に関する重要指標。
前回102.9(改定103.4)、予想101.2、結果104.2(◎)
23:00 経済指標
米国リッチモンド連銀製造業指数3月度
基準0、前回-16、予想-8、結果-5(◎)
23:28 要人発言
米国ブラード・セントルイス連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「金融ストレスはマクロプルーデンシャル措置で抑制可能」
【考察】金融システム不安解消の狙いだが材料となるような内容なし
24:00 月末ロンドンフィックス
26:00 経済指標
米国5年債入札(Upcoming Auctions)
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回4.109%、結果3.665%(◎)
【考察】入札好調でドル円下落。
2023/3/29(水)
23:00 経済指標
米国中古住宅販売成約指数2月度(Bloomberg)
売買契約が結ばれているものの、最終引渡しが行われていない物件の指数。引き渡しが済んだ中古住宅販売件数の先行指標として注目されます。
前月比:前回8.1%(改定)、予想-3.1%、結果0.8%(○)
前年比:前回-22.4%(改定)、予想-33.0%、結果-21.1%(◎)
23:39~要人発言
米国バーFRB副議長(Bloomberg)
「シリコンバレー銀行(SVB)破綻、監督不行き届きの可能性」
「各会合毎にデータを踏まえて政策金利を決定」
【考察】今後の金融規制強化の可能性が高く、金融システム不安後退でリスクオンのドル買い上昇継続。
24:00 月末ロンドンフィックス
27:00 経済指標
米国7年債入札(Upcoming Auctions)
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回4.062%、結果3.626%(×)
【考察】注目度が低くドル円反応薄。
2023/3/30(木)
21:30 経済指標
米国実質GDP確報値第4四半期(過去の発表日:8/25, 9/29, 10/27, 11/30, 12/22, 1/26, 2/23, 3/30)(Bloomberg)
速報値は改定値に比べて注目度高い。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
実質GDP:前回2.7%、予想2.7%、結果2.6%(×)
個人消費:前回1.4%、予想1.6%、結果1.0%(×)
GDPデフレータ:前回3.9%、予想3.9%、結果3.9%(○)
PCEコアデフレータ:前回4.3%、予想4.3%、結果4.4%(◎)
21:30 経済指標
米国新規失業保険申請件数(Bloomberg)
失業者が初めて申請した失業保険給付の申請件数を示す指標。失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されます。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回19.1万件(改定)、予想19.5万件、結果19.8万件(×)
米国失業保険継続申請件数
新規申請後に失業保険の申請を継続している人数を示す指標。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回169.4万件(改定168.5)、予想169.3万件、結果168.9万件(○)
24:00 月末ロンドンフィックス
24:20 要人発言
ロシア連邦保安庁(Reuters)
「スパイ容疑で米国WSJ記者逮捕」
【考察】米露関係悪化の地政学リスクオフ円買いでドル円下落
25:27 要人発言
米国国務省(Reuters)
「米国市民、ロシアからの即時退避勧告」
【考察】地政学リスクオフの懸念が強まり円買いでドル円下落
25:42~要人発言
米国バーキン・リッチモンド連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「インフレが続く場合、追加利上げが可能」
「3月FOMCで0.25%利上げ支持」
【考察】タカ派発言。しかし、リスクオフ円買い強くドル円下落継続。
25:45~要人発言
米国コリンズ・ボストン連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「インフレ抑制のために再び利上げが必要」
【考察】タカ派発言。ドル円下げ止まり。
26:21~要人発言
米国カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「インフレを低下させるため金利を高く保つ必要がある」
【考察】タカ派発言。ドル円下げ止まり。
2023/3/31(金)
21:30 経済指標
米国個人所得2月度:前回0.6%(改定)、予想0.2%、結果0.3%(○)
米国個人支出2月度:前回1.8%(改定2.0)、予想0.3%、結果0.2%(×)
21:30 経済指標
米国PCEデフレータ2月度(過去の発表日:8/26, 9/30, 10/28, 12/1, 12/23, 1/27, 2/24, 3/31)(Bloomberg)
強い数値なら、「インフレへの警戒感が高まり→FF金利のターミナルレート上昇する可能性→ドル買いドル円上昇」
前年比:前回5.4%(改定5.3)、予想5.1%、結果5.0%(×)
前月比:前回0.6%(改定)、予想0.3%、結果0.3%(○)
コア前年比:前回4.7%(改定)、予想4.7%、結果4.6%(×)
コア前月比:前回0.6%(改定0.5)、予想0.4%、結果0.3%(×)
【考察】総じて弱い数値でドル円下落。
21:50~要人発言
米国コリンズ・ボストン連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「インフレ押し下げの仕事はまだ残っている」
【考察】タカ派発言でドル円上昇。
22:45 経済指標
米国シカゴ購買部協会景気指数3月度
米国ISM製造業景気指数の前営業日に発表される同指標の先行指標。
基準50、前回43.6(改定)、予想43.3、結果43.8(◎)
23:00 経済指標
米国ミシガン大学消費者信頼感指数確報値3月度(Bloomberg)
米国コンファレンスボード消費者信頼感指数に先行して発表されるため注目度は高い。米国GDPの約70%を占める個人消費の動向を確認できる。
前回63.4、予想63.4、結果62.0(×)
米国ミシガン大学インフレ予測確報値3月度
1年先:前回3.8%、予想3.8%、結果3.6%(×)
5年先:前回2.8%、予想2.8%、結果2.9%(◎)
24:00 月末ロンドンフィックス
27:48~要人発言
米国コリンズ・ボストン連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)
「金融政策の見通しを変更する可能性は低い」
「物価を下げるためにまだやるべき事がある」
【考察】タカ派発言
28:06~要人発言
米国ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「インフレは依然として目標の2%を大きく上回っている」
【考察】タカ派発言
2023/4/1(土)
2023/4/2(日)
円(JPY)
2023/3/27(月)
期末円転(アノマリー)
2~3月末は日本実需筋が本決算に向けてドル資金の円転(ドル売り円買い=レパトリエーション)が出て円高からドル円下落になりやすい。
14:00 報道
米国ファースト・シチズンズ(Bloomberg)
「シリコンバレー銀行(SVB)買収合意」
【考察】米国金融システム不安低下→リスクオフ巻き戻しの円売り主導でドル円急騰。やはり、今週も欧米金融システム不安が相場の注目材料。ヘッドラインでドル円も変動する可能性高い。
24:00 月末ロンドンフィックス
2023/3/28(火)
期末円転(アノマリー)
11:19~要人発言
黒田日銀総裁(Bloomberg)
「出口戦略に関する議論は時期尚早」
【考察】サプライズなしのハト派発言でドル円反応薄。
24:00 月末ロンドンフィックス
2023/3/29(水)
期末円転
TOM(Turn of the Month)効果(アノマリー)
株式投資の月末安・月初高アノマリー。期間は営業日ベースでの月末3日間程度、月初3日間程度。
月末の損益確定、毎月一定額を積み立てる投資信託などの購入が月末・月初に集中しやすい。株式購入で株高・円売り→ドル円上昇材料、株式売りで株安・円買い→ドル円下落材料になり得る。
9:55 仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。
また、本日、スポット応当日が月末・年末・期末にあたることから仲値に向けて売買交錯しやすい。
*スポット:直物為替(直物取引)。原則、売買を契約した日(約定日)から2営業日後に受け渡しをする外国為替取引のこと。
*スポット応当日:スポットの受け渡し日のこと。月末、年末や四半期末には仲値に向けた実需勢等の売買が交錯しやすく荒い値動きが生じる可能性がある。
10:59~要人発言
黒田日銀総裁
「金融緩和継続が適切」
【考察】ハト派発言。サプライズないがドル円上昇継続。
11:12~要人発言
内田日銀理事(Bloomberg)(日本経済新聞)
「各金融政策決定会合前の情報発信は不要」
「長期金利2%で保有国債の評価損は約50兆円程度」
【考察】将来の利上げへ消極的とも取れる発言。
13:32~要人発言
氷見野日銀副総裁
「金融緩和を継続することが重要」
【考察】ハト派発言でドル円上昇継続。
24:00 月末ロンドンフィックス
2023/3/30(木)
期末円転
TOM効果
9:55 月末五十日仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。
24:00 月末ロンドンフィックス
2023/3/31(金)
期末円転
TOM効果
8:30 経済指標
東京消費者物価指数3月度(Bloomberg)
全国消費者物価指数の先行指標で日本国内のインフレが進んでいる中で注目度が高まっている。
前年比:前回3.4%(改定)、予想3.2%、結果3.3%(○)
コア前年比:前回3.3%(改定)、予想3.1%、結果3.2%(○)
コアコアCPI前年比:前回3.2%(改定)、予想3.2%、結果3.4%(◎)
8:30 経済指標
日本雇用統計2月度
完全失業率:前回2.4%、予想2.4%、結果2.6%(×)
有効求人倍率:前回1.35倍、予想1.36倍、結果1.34倍(×)
8:50 経済指標
日本鉱工業生産速報値2月度(日本経済新聞)
前月比:前回-5.3%、予想2.7%、結果4.5%(◎)
前年比:前回-3.1%、予想-2.4%、結果-0.6%(◎)
9:55 週末・月末・年度末仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。
17:05 要人発言
日銀(Bloomberg)
「国債買い入れ額、中長期・超長期のレンジ拡大」
24:00 月末ロンドンフィックス
28:30 経済指標
IMM通貨先物(3/21時点)(ポジション推移)
円ショート縮小
【考察】円買い材料
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