ドル(USD)
経済指標
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
2023/1/16(月)
米国祝日(キング牧師記念日)で米国株式・債券市場休場
2023/1/17(火)
21:47 米国主要企業決算
ゴールドマン・サックス(Bloomberg)
売上高:予想107.9億ドル、結果105.9億ドル(×)
EPS:予想5.56ドル、結果3.32ドル(×)
22:06 米国主要企業決算
モルガン・スタンレー(Bloomberg)
売上高:予想126.4億ドル、結果127.4億ドル(◎)
EPS:予想1.19ドル、結果1.26ドル(◎)
22:30 経済指標
米国ニューヨーク連銀製造業景気指数1月度
米国フィラデルフィア連銀製造業景気指数や米国ISM製造業購買担当者景気指数の先行指標として注目されます。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」。
基準0、前回-11.2、予想-8.9、結果-32.9(×)
29:44 要人発言
米国バーキン・リッチモンド連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「CPIの中央値は高すぎる」
「インフレが納得のいくように目標に戻ることを望む」
「最終金利はインフレの進路に依存する」
【考察】タカ派発言。しかし、マーケットクローズのため反応薄。
30:14 米国主要企業決算
ユナイテッド航空
売上高:予想122億ドル、結果124億ドル(◎)
EPS:予想2.10ドル、結果2.46ドル(◎)
2023/1/18(水)
21:00 経済指標
米国MBA住宅ローン申請指数:住宅販売数件数や住宅着工件数の先行指標
前週比:前回1.2%、結果27.9%(◎)
22:30 経済指標
米国小売売上高12月度(Bloomberg)
個人消費が米国GDPの約2/3を占めており、その動向を表す小売売上高の注目は高い。米国個人消費や米国消費者信頼感とも相関性があることからも重要な指標。
前月比:前回-0.6%(改定-1.0)、予想-0.9%、結果-1.1%(×)
コア前月比:前回-0.2%(改定-0.6)、予想-0.4%、結果-1.1%(×)
22:30 経済指標
米国生産者物価指数(PPI)12月度(過去の発表日; 8/11, 9/14, 10/12, 11/15, 12/9)(Bloomberg)
国内生産者が販売する商品やサービスの価格を把握する指標。FRBが金融政策を決定する上でインフレ変動を把握する重要指標。コア指数が特に重要。PPIは米国消費者物価指数(CPI)の川上に相当する指標でCPIより注目度は低い。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
前月比:前回0.3%(改定0.2)、予想-0.2%、結果-0.5%(×)
前年比:前回7.4%(改定7.3)、予想6.8%、結果6.2%(×)
コア前月比:前回0.4%(改定0.2)、予想0.2%、結果0.1%(×)
コア前年比:前回6.2%(改定)、予想5.4%、結果5.5%(○)
【考察】サプライズの弱い数値でドル円下落継続。
23:00 要人発言
米国ボスティック・アトランタ連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)
23:15 経済指標
米国鉱工業生産指数12月度(Bloomberg)
鉱工業部門の生産動向を数値化したもので景気実態を把握する速報性に優れることから注目度が高い。
前回-0.2%(改定-0.6)、予想-0.2%、結果-0.7%(×)
米国設備稼働率12月度
生産能力に対する実際の生産量の比率。設備投資とインフレの先行指標であることから注目度高い。
前回79.7%(改定79.4)、予想79.5%、結果78.8%(×)
【考察】弱い数値でドル円下落継続。
23:33 要人発言
米国ブラード・セントルイス連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「インフレ抑制のために政策金利引き上げが必要」
「2023 年 12 月の金利予測は 5.25% ~ 5.5%」
【考察】タカ派発言でドル円上昇
24:00 経済指標
米国企業在庫11月度
前月比:前回0.3%(改定)、予想0.5%、結果0.4%(△)
24:00 経済指標
米国NAHB住宅市場指数1月度
基準50、前回31、予想31、結果35(◎)
24:32 要人発言
FRB(Bloomberg)
「パウエル議長が新型コロナウイルス検査で陽性」
「症状は軽度」
【考察】2月FOMCには影響なさそうでドル円反応なし。
25:05 要人発言
米国メスター・クリーブランド連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「2023年末の政策金利は5-5.25%をやや超えるべき」
「金利はまだ5%に達していない」
「利上げを一時停止する前に、インフレ低下を見る必要」
【考察】タカ派発言でドル円上昇
27:00 経済指標
米国20年債入札(Upcoming Auctions)
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回3.935%、結果3.678%(◎)
【考察】入札好調でドル円下落
27:45 要人発言
米国ジョージ・カンザスシティ連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)
「FRBは2%のインフレにコミット」
【考察】タカ派発言でドル円上昇
28:00 要人発言
米国ベージュブック(地区連銀経済報告)(Bloomberg)
FOMC開催の2週間前に公表。米国金利決定の材料とされるため注目度大。
「販売価格は大半の地区で緩慢あるいは緩やかなペースで上昇」
「上昇ペースが最近の報告期間から減速した」
「全般的な経済活動については、前回報告からほぼ変わらなかった」
【考察】インフレ上昇も鈍化傾向。材料交錯でドル円の反応薄。
29:27 要人発言
米国ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)
「12 月PPI データは、価格が冷え込んでいるサイン」
「今後は0.25%利上げが適切」
「今年、数回利上げすると予想」
【考察】ハト派発言。マーケットクローズ直前のため反応薄。
30:00 経済指標
米国対米証券投資11月度
米国人以外による米国債購入額を表す。米国への資金流出入が判り、金額が大きければ経常収支拡大。「予想より高ければドル買い材料」、「予想より低ければドル売り材料」
ネット長期フロー:前回678億ドル、結果1715億ドル(◎)
ネットTICフロー合計:前回1799億ドル(改定1793)、結果2131億ドル(◎)
2023/1/19(木)
7:10 要人発言
米国ローガン・ダラス連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「次回会合で利上げペースの鈍化が好ましい」
【考察】ハト派発言でドル円下落。
22:30 経済指標
米国新規失業保険申請件数(Bloomberg)
失業者が初めて申請した失業保険給付の申請件数を示す指標。失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されます。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回20.5万件(改定)、予想21.3万件、結果19.0万件(◎)
米国失業保険継続申請件数
新規申請後に失業保険の申請を継続している人数を示す指標。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回163.4万件(改定163.0)、予想165.4万件、結果164.7万件(○)
22:30 経済指標
米国フィラデルフィア連銀景況指数1月度
米国ISM製造業購買担当者景気指数と相関性あるため注目されます。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
基準0、前回-13.8(改定-13.7)、予想-10.9、結果-8.9(◎)
22:30 経済指標
米国住宅着工件数12月度
住宅購入に伴い、家電などの耐久消費財も購入されることが多く、個人消費への波及効果が大きいため注目されます。また、最近はFRB当局者が住宅関連指標をインフレ把握のために注目していることから、更に重要度が上がっています。
住宅着工件数:前回142.7万件(改定140.1)、予想136.0万件、結果138.2万件(○)
住宅着工前月比:前回-0.5%(改定-1.8)、予想-5.0%、結果-1.4%(○)
住宅建築許可件数:前回134.2万件(改定135.1)、予想137.1万件、結果133.0万件(×)
住宅建築許可前月比:前回-11.2%(改定-10.6)、予想1.3%、結果-1.6%(△)
23:08 要人発言
米国コリンズ・ボストン連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「商品のインフレ率は著しく鈍化、サービスのインフレ率は高いまま」
「政策金利は 5% を上回る水準まで引き上げる、その後はしばらく維持すべき」
「利上げペースをより緩やかにすることは適切」
【考察】タカ派・ハト派発言交錯。
24:04 要人発言
米国イエレン財務長官(Bloomberg)
「債務上限問題の特別措置を開始」
【考察】債務上限問題の解決前進はドル買い材料でドル円上昇。
25:00 経済指標
米国週間石油在庫統計
「在庫増→需要低迷・供給過多→原油・ガソリン売り材料→ドル売り材料」、「在庫減→需要増・供給不足→原油・ガソリン買い材料→ドル買い材料」
原油在庫:前回1896.1万バレル、予想-132.0万バレル、結果840.8万バレル(○)
ガソリン在庫:前回411.4万バレル、予想178.0万バレル、結果348.3万バレル(○)
27:15 要人発言
米国ブレイナードFRB副議長(Bloomberg)
「制限的な政策はしばらく必要」
「インフレは依然として高い」
【考察】タカ派発言でドル円上昇するも反応薄。
30:07 米国主要企業決算
ネットフリックス
売上高:予想 78.4億ドル、結果78.5億ドル(◎)
EPS:予想0.45ドル、結果0.12(×)
2023/1/20(金)
8:35 要人発言
米国ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「インフレは依然として高く利上げの余地はある」
【考察】タカ派発言でドル円上昇。
23:01 要人発言
米国ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「今後の0.25%利上げ支持」
「金融政策が制限的になれば政策金利を維持することを支持」
【考察】ハト派発言でドル円急落
24:00 経済指標
米国中古住宅販売件数12月度(Bloomberg)
住宅市場は消費に大きな影響を与えることから景気の先行指標として米国新築住宅販売件数とともに重要。
件数:前回409万件(改定408)、予想395万件、結果402万件(○)
前月比:前回-7.7%(改定-7.9)、予想-3.5%、結果-1.5%(○)
24:05 要人発言
米国ジョージ・カンザスシティ連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「インフレは目標をかなり上回っている」
「サービス部門のインフレ圧力に重点が置かれている」
【考察】タカ派発言。ドル円急落勢い強く下落継続から、下落一服。
27:02 要人発言
米国ウォラーFRB理事(Bloomberg)
「次回FOMCで0.25%利上げを支持」
「金融引き締め継続を支持」
【考察】ハト派・タカ派発言。0.25%利上げ発言の影響強くドル円下落継続。
2023/1/21(土)
2023/1/22(日)
21:12 報道
ニック・ティミオラスWSJ記者(WSJ)
「FRB利上げペース鈍化の準備」
【考察】2月FOMC前のブラックアウト期間に入り、いつものようにニック記者への注目度アップ。サプライズではないがFRBハト派姿勢報道。1/23ドル円下落材料。
円(JPY)
2023/1/16(月)
8:50 経済指標
日本国内企業物価12月度(日本経済新聞)
前月比:前回0.6%(改定0.8)、予想0.4%、結果0.5%(○)
前年比:前回9.3%(改定9.7)、予想9.5%、結果10.2%(◎)
10:10 要人発言
日銀(Bloomberg)
「臨時オペ通告」
【考察】円売り材料だが、日本国債利回りが0.50%を超えて日銀政策修正観測が高まったためか、ドル円下落。
2023/1/17(火)
11:38 要人発言
鈴木財務相
「金利上昇で財政硬直化の恐れがある」
「長期金利上昇が直ちに影響あると考えない」
【考察】長期金利上昇牽制発言でドル円上昇。しかし影響小。
20:11 報道
「財務省、10年債の想定金利1.6%へ引き上げ」(日経新聞)
【考察】注目度が高い明日の日銀政策決定会合を控え、日本長期国債利回り上昇の記事でドル円下落。
2023/1/18(水)
8:50 経済指標
日本機械受注11月度(日本経済新聞)
設備投資の先行指標。
前月比:前回5.4%、予想-1.1%、結果-8.3%(×)
前年比:前回0.4%、予想1.5%、結果-3.7%(×)
11:40 要人発言
日銀金融政策決定会合声明1月度(Bloomberg)
「各年限で買い入れ額の増額や指し値オペ実施」
「10年物国債金利0.5%の指し値オペ、毎営業日実施」
「必要なら躊躇なく追加緩和」
11:45 経済指標
日銀政策金利1月度(日本銀行)(過去の発表日:1/28, 3/18, 4/28, 6/17, 7/21, 9/22, 10/28, 12/20)
前回-0.1%、予想-0.1%、結果-0.1%(○)(Bloomberg)
【考察】注目されたYCC(長短金利操作)長期金利の許容変動幅0.5%に据え置き、金融緩和継続のハト派発言。強烈な円売りでドル円急騰。
12:00 要人発言
経済・物価情勢の展望(日本銀行)(Bloomberg)
「物価見通し引き上げ 」
「GDP見通し引き下げ」
【考察】金融政策変更するレベルではないため、ドル円急騰継続。
13:30 経済指標
日本鉱工業生産確報値11月度
前月比:前回-0.1%、予想-0.1%、結果0.2%(◎)
前年比:前回-1.3%、予想-1.3%、結果-0.9%(◎)
日本設備稼働率確報値11月度
前月比:前回2.2%、予想2.2%、結果-1.4%(×)
15:30 要人発言
黒田日銀総裁(テレ東BIZ)(Bloomberg)
「金融緩和を継続し物価目標の達成を目指す」
「長期金利の変動幅をさらに拡大する必要はない」
【考察】長期金利の変動幅拡大否定、金融緩和継続のハト派発言でドル円再上昇。
しかし、日足20MA付近到達後、利確や参入してきた欧州勢戻り売りが一気に入りドル円急落。
欧米勢は、今回日銀が金融政策修正を見送っても日本国内のインフレは続き、いずれは金融緩和修正に踏み切るとの思惑が根強いと判断している様子。
2023/1/19(木)
8:50 経済指標
日本通関ベース貿易収支12月度Bloomberg)
季調前:前回-20274億円(改定-20290)、予想-16682億円、結果-14485億円(◎)
季調済:前回-17323億円(改定)、予想-16010億円、結果-17242億円(△)
2023/1/20(金)
8:30 経済指標
日本消費者物価指数12月度(Bloomberg)
前年比:前回3.8%、予想4.0%、結果4.0%(○)
コア前年比:前回3.7%、予想4.0%、結果4.0%(○)
9:55 週末五十日仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。
19:31 要人発言
黒田日銀総裁(Bloomberg)
「インフレは2月から低下し始める見通し」
「緩和的な金融政策を続ける」
【考察】ハト派発言でドル円急騰
29:30 経済指標
IMM通貨先物
円ショート縮小(ポジション推移)
【考察】円買い増でドル円下落材料
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