2024年5月・6月、日銀国債買いオペ通知日のドル円動きまとめ

ドル円戦略

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5/7(火)
10:10 経済指標
日銀、国債買入オペ通知
1~3年債:前回3750億円、結果3750億円(○)
5~10年債:前回4750億円、結果4750億円(○)
10~25年債:前回1500億円、結果1500億円(○)
【考察】
発表前:前営業日5/4米イエレン財務長官からの強い為替介入牽制発言、発表前の神田財務官から円安牽制発言。為替介入警戒感後退の環境。
発表後:据え置き。ドル円上昇から一旦下落するも、欧州オープン序盤から再上昇。

5/13(月)
10:10 経済指標
日銀、国債買入オペ通知
1~3年債:前回3750億円、結果3750億円(○)
5~10年債:前回4750億円、結果4250億円(×)
10~25年債:前回1500億円、結果1500億円(○)
【考察】
発表前:5/7(火)同様の据え置き期待の織り込みで上昇。
発表後:5~10年債減額のサプライズでドル円下落。市場は円安対策との見方。しかし減額規模小さく全戻し後、揉み合い上昇。

5/17(金)
10:10 経済指標
日銀、国債買入オペ通知
1~3年債:前回3750億円、結果3750億円(○)
5~10年債:前回4250億円、結果4250億円(○)
10~25年債:前回1500億円、結果1500億円(○)
【考察】
発表前:前回5/13は「サプライズ5~10年債減額→ドル円下落」となっていたことから、今回も国債買入減額への警戒感から揉み合い。
発表後:据え置き。安心感から強い円売り発生し東京高値155.93へ急上昇。一旦下落するも欧州オープンから再上昇

5/23(木)
10:10 経済指標
日銀、国債買入オペ通知
1~3年債:前回3750億円、結果3750億円(○)
3~5年債:前回4250億円、結果4250億円(○)
5~10年債:前回4250億円、結果4250億円(○)
【考察】
発表前:据え置きか減額か思惑交錯に加えて、台中地政学リスクオフ悪化を受けてドル円揉み合い。
発表後:据え置き。初動東京高値156.91へ上昇。強い円売りから157円台乗せ期待ありましたが、今まで以上に市場参加者の注目した指標となり、据え置きは織り込み済みだったためかSell the factの様な動きで揉み合い下落。直前の台中地政学リスクオフ悪化も下落後押ししたよう。

5/31(金)
10:10 経済指標
日銀、国債買入オペ通知
3~5年債:前回4250億円、結果4250億円(○)
5~10年債:前回4250億円、結果4250億円(○)
10~25年債:前回1500億円、結果1500億円(○)
25年超債:前回750億円、結果750億円(○)
物価連動債:前回600億円、結果600億円(○)
【考察】
発表前:鈴木財務相の円安牽制発言で下落。
発表後:警戒されていた減額なく据え置き。初動156.93へ上昇。しかし、5/23(木)据え置き発表同様、織り込み済みだったためか、Sell the factで東京安値156.57へ下落しました。
鈴木財務相の円安牽制発言の影響続き乱高下するも、円売り材料に変わりなくリスクオン日本株上昇に支えられると東京引けに掛けて揉み合い。東京クローズから再上昇。

6/7(金)
10:10 経済指標
日銀、国債買入オペ通知
1年以下:前回1500億円、結果1500億円(○)
1~3年債:前回3750億円、結果3750億円(○)
5~10年債:前回4250億円、結果4250億円(○)
10~25年債:前回1500億円、結果1500億円(○)
【考察】
発表前:据え置き期待の織り込み上昇と鈴木財務相の円安牽制発言交錯し乱高下。直前155.89。
発表後:据え置き。初動日通し高値155.94を付けてからは下落。5/23(木)、5/31(金)同様に織り込み済みでSell the factの様な動き下落。揉み合い下落の東京クローズ後から再上昇。

6/12(水)
10:10 経済指標
日銀、国債買入オペ通知
1~3年債:前回3750億円、結果3750億円(○)
3~5年債:前回4250億円、結果4250億円(○)
5~10年債:前回4250億円、結果4250億円(○)
25年超債:前回750億円、結果750億円(○)
【考察】
発表前:揉み合い。
発表後:5/17から5回連続の据え置き。5/23, 5/31, 6/7同様に織り込み済みのためか、初動上振れから揉み合い。しかし、円売り材料には変わらず徐々に上昇。

6/18(火)
10:10 経済指標
日銀、国債買入オペ通知
1~3年債:前回3750億円、結果3750億円(○)
3~5年債:前回4250億円、結果4250億円(○)
5~10年債:前回4250億円、結果4250億円(○)
10~25年債:前回1500億円、結果1500億円(○)
【考察】
発表前:植田日銀総裁の円安牽制発言と追加利上げ示唆タカ派発言を受けてドル円下落。
発表後:据え置き。6/14日銀会合公表において、7月会合に具体的な国債減額計画決定と提示されているため織り込み済みのため、初動ドル円上昇するも反応小。
直前の植田総裁発言の影響強く揉み合い下落するも、東京クローズ前から再上昇。


6/24(月)
10:10 経済指標
日銀、国債買入オペ通知
1~3年債:前回3750億円、結果3750億円(○)
3~5年債:前回4250億円、結果4250億円(○)
5~10年債:前回4250億円、結果4250億円(○)

【考察】
発表前:日銀金融政策決定会合における主な意見の追加利上げ示唆の強いタカ派内容を受けてドル円下落。
発表後:据え置き。日銀主な意見のタカ派内容、影響継続かつ鈴木財務相の円安牽制発言と交錯しドル円揉み合い。
政府・日銀為替介入警戒感から160円台目前で足踏みするなか、東京クローズ付近や欧州序盤から再上昇なく月末・四半期末最終週ポジション調整と推測される欧州通貨(ユーロ・ポンド)買い・ドル売りが強まり、一時159.59から日通し安値158.74(4H足押し安値158.83)へ急落。
しかし、リスクオン欧州株上昇への連動や安値でドルを拾いたい押し目買いも強く全戻し。

6/28(金)
10:10 経済指標
日銀、国債買入オペ通知(日本銀行
3~5年債:前回4250億円、結果4250億円(○)
10~25年債:前回1500億円、結果1500億円(○)
25年超債:前回750億円、結果750億円(○)
物価連動債:前回600億円、結果600億円(○)

【考察】
発表前:月末五十日仲値に向けたドル買い需要や、直後の神田財務官後任報道前の織り込みと推測されるドル円急騰発生。
発表後:据え置き。報道前の織り込みと併せて日足高値高値161.29(1986年12月以来高値)到達。
ところで、前日6/27には神田財務官退任が市場コンセンサスと見られていました。
従って、東京オープン直前からのドル円急騰は「神田財務官退任→為替介入警戒感後退→円売り材料」を当て込んで、財務省発表や報道前の織り込みもあったと推測されます。
報道後は、後任の三村国際局長は知名度も高く安心感や、懸念材料通過からSell the factで160.84へ下落したと考えます。

17:00 経済指標
日銀、7~9月度国債買入れ予定公表(日本銀行

【考察】7月日銀会合で国債買入れ減額公表のため、7月予定のみ記載。

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