ドル(USD)
経済指標
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
2023/2/13(月)
22:03 要人発言
米国ボウマンFRB理事(Bloomberg)
「労働市場は依然として非常に堅調」
「インフレ2%に戻すために一段の利上げ必要」
【考察】タカ派発言でドル円上昇。
25:00 経済指標
ニューヨーク連銀消費者調査インフレ期待(Inflation Expectations Mostly Stable)(Bloomberg)
1年:前回5.0%、結果5.0%(○)
3年:前回2.9%、結果2.7%(×)
5年:前回2.4%、結果2.5%(◎)
2023/2/14(火)
20:00 経済指標
米国NFIB中小企業楽観指数1月度
前回89.8、予想91.0、結果90.3(△)
21:00 経済指標
OPEC月次報告
22:30 経済指標
米国消費者物価指数1月度(CPI)(過去の発表日; 8/10, 9/13, 10/13, 11/10, 12/13, 1/12)(Bloomberg)
FRBが金融政策を決定する上で、インフレ変動を把握する重要指標。CPIは米国生産者物価指数(PPI)の川下に相当する指標でPPIより注目度は高い。コア指数が特に重要。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
前月比:前回-0.1%(改定0.1)、予想0.5%、結果0.5%(○)
前年比:前回6.5%、予想6.2%、結果6.4%(○)
コア前月比:前回0.3%(改定0.4)、予想0.4%、結果0.4%(○)
コア前年比:前回5.7%、予想5.5%、結果5.6%(○)
【考察】サプライズへの期待もあったためか初動は乱高下したものの、全て予想以上の強い数値に変わりはなくドル円上昇。
23:31 要人発言
米国バーキン・リッチモンド連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「インフレは正常化しつつある」
「高インフレ継続の可能性」
「すべてはデータ次第」
【考察】ハト派発言かつ、NYマーケットオープン時の株先物・株価指数下落のリスクオフ円買いの影響強くドル円下落。しかし、タカ派発言で下落下げ止まり。
25:00 要人発言
米国ローガン・ダラス連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「予想以上に長く利上げを続ける可能性がある」
「インフレ低下の証拠を確認するまで利上げ継続が必要」
【考察】タカ派発言でドル円上昇
27:00 要人発言
米国ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「今年、政策金利は十分制限的になると予想」
「CPIデータはインフレが急速に下がらないことを示唆」
「0.25%利上げ継続で5%を超える必要」
【考察】ハト派発言でドル円下落から、タカ派発言で上昇。
28:08 要人発言
米国ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Reuters)
「インフレの低下は成長率の低下と失業率の上昇を意味」
「インフレは依然として高すぎる」
「雇用市場は非常に逼迫、賃金は上昇」
「最近のデータは更なる利上げを支持」
【考察】タカ派発言、またリセッション懸念で材料交錯しドル円上下変動。
2023/2/15(水)
21:00 経済指標
米国MBA住宅ローン申請指数:住宅販売数件数や住宅着工件数の先行指標
前週比:前回7.4%、結果-7.7%(×)
22:30 経済指標
米国ニューヨーク連銀製造業景気指数2月度(Bloomberg)
米国フィラデルフィア連銀製造業景気指数や米国ISM製造業購買担当者景気指数の先行指標として注目されます。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」。
基準0、前回-32.9、予想-18.2、結果-5.8(◎)
22:30 経済指標
米国小売売上高1月度(Bloomberg)
個人消費が米国GDPの約2/3を占めており、その動向を表す小売売上高の注目は高い。米国個人消費や米国消費者信頼感とも相関性があることからも重要な指標。
前月比:前回-1.1%(改定)、予想1.7%、結果3.0%(◎)
コア前月比:前回-1.1%(改定-0.9)、予想0.9%、結果2.3%(◎)
【考察】全分野で堅調で強い数値。
NY連銀製造業景況指数の影響と合わせてドル円急騰。
23:15 経済指標
米国鉱工業生産指数1月度(Bloomberg)
鉱工業部門の生産動向を数値化したもので景気実態を把握する速報性に優れることから注目度が高い。
前回-0.7%(改定-1.0)、予想0.4%、結果0.0%(△)
米国設備稼働率1月度
生産能力に対する実際の生産量の比率。設備投資とインフレの先行指標であることから注目度高い。
前回78.8%(改定78.4)、予想79.0%、結果78.3%(×)
24:00 経済指標
米国企業在庫12月度
前月比:前回0.4%(改定0.3)、予想0.3%、結果0.3%(○)
24:00 経済指標
米国NAHB住宅市場指数2月度(Bloomberg)
基準50、前回35、予想37、結果42(◎)
24:30 経済指標
米国週間石油在庫統計
「在庫増→需要低迷・供給過多→原油・ガソリン売り材料→ドル売り材料」、「在庫減→需要増・供給不足→原油・ガソリン買い材料→ドル買い材料」
原油在庫:前回242.3万バレル、予想137.5万バレル、結果1628.3万バレル(◎)
ガソリン在庫:前回500.8万バレル、予想118.5万バレル、結果231.6万バレル(○)
27:00 経済指標
米国20年債入札(Upcoming Auctions)
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回3.678%、結果3.977%(◎)
【考察】入札好調でドル円下落。しかし影響小。
30:00 経済指標
米国対米証券投資12月度
米国人以外による米国債購入額を表す。米国への資金流出入が判り、金額が大きければ経常収支拡大。「予想より高ければドル買い材料」、「予想より低ければドル売り材料」
ネット長期フロー:前回1715億ドル、結果1528億ドル(×)
ネットTICフロー合計:前回2131億ドル(改定2134)、予想1650億ドル、結果286億ドル(×)
2023/2/16(木)
22:30 経済指標
米国新規失業保険申請件数(Bloomberg)
失業者が初めて申請した失業保険給付の申請件数を示す指標。失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されます。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回19.6万件(改定19.5)、予想20.2万件、結果19.4万件(◎)
米国失業保険継続申請件数
新規申請後に失業保険の申請を継続している人数を示す指標。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回168.8万件(改定168.0)、予想169.0万件、結果169.6万件(×)
22:30 経済指標
米国住宅着工件数1月度(Bloomberg)
住宅購入に伴い、家電などの耐久消費財も購入されることが多く、個人消費への波及効果が大きいため注目されます。また、最近はFRB当局者が住宅関連指標をインフレ把握のために注目していることから、更に重要度が上がっています。
住宅着工件数:前回138.2万件(改定137.1)、予想133.5万件、結果130.9万件(×)
住宅着工前月比:前回-1.4%(改定-3.4)、予想-2.0%、結果-4.5%(×)
住宅建築許可件数:前回133.0万件(改定133.7)、予想132.0万件、結果133.9万件(◎)
住宅建築許可前月比:前回-1.6%(改定-1.0)、予想1.0%、結果0.1%(△)
22:30 経済指標
米国フィラデルフィア連銀景況指数2月度
米国ISM製造業購買担当者景気指数と相関性あるため注目されます。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
基準0、前回-8.9(改定)、予想-7.3、結果-24.3(×)
22:30 経済指標
米国生産者物価指数(PPI)1月度(過去の発表日; 8/11, 9/14, 10/12, 11/15, 12/9, 1/18)(Bloomberg)
国内生産者が販売する商品やサービスの価格を把握する指標。FRBが金融政策を決定する上でインフレ変動を把握する重要指標。コア指数が特に重要。PPIは米国消費者物価指数(CPI)の川上に相当する指標でCPIより注目度は低い。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
前月比:前回-0.5%(改定-0.2)、予想0.4%、結果0.7%(◎)
前年比:前回6.2%(改定6.5)、予想5.4%、結果6.0%(○)
コア前月比:前回0.1%(改定0.3)、予想0.2%、結果0.5%(◎)
コア前年比:前回5.5%(改定5.8)、予想4.8%、結果5.4%(○)
【考察】同刻発表指標は強弱入り交じる結果だったものの、注目度の高い米国生産者物価指数が材料視されてドル円上昇。
22:45 要人発言
米国メスター・クリーブランド連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「金利は5%を超えてしばらくそこにとどまる必要がある」
「前回FOMCでは0.5%利上げの説得力あった」
【考察】タカ派発言でドル円上昇継続。
27:30 要人発言
米国ブラード・セントルイス連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「インフレは高すぎるが、最近は低下している」
「3月FOMC会合で50bp利上げ支持の可能性を排除しない」
【考察】ハト派発言からのタカ派発言でドル円下落から上昇。
2023/2/17(金)
9:02 要人発言
米国メスター・クリーブランド連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)
「インフレ以外の脅威もあるが、依然としてインフレが焦点」
「リセッションは私見に織り込んでいない」
【考察】タカ派発言でドル円上昇。
22:30 経済指標
米国輸入物価指数1月度(Bloomberg)
前月比:前回0.4%(改定-0.1)、予想-0.1%、結果-0.2%(×)
前年比:前回3.5%(改定3.0)、予想1.4%、結果0.8%(×)
米国輸出物価指数1月度
前月比:前回-2.6%(改定-3.2)、予想-0.2%、結果0.8%(◎)
22:56 要人発言
米国バーキン・リッチモンド連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「需要の正常化に伴い、インフレにある程度の進展が見られる」
「労働市場は依然とし強い」
【考察】警戒されたタカ派発言なくドル円下落継続。
23:47 要人発言
米国ボウマンFRB理事(Bloomberg)
「インフレは依然として高すぎる」
「利上げを続ける必要がある」
【考察】タカ派発言。しかし、135円到達から週末&米国3連休を控えたロング勢決済の流れが強くドル円下落継続。
24:00 経済指標
米国景気先行指数1月度
前月比:前回-0.8(改定)、予想-0.4%、結果-0.3%(◎)
2023/2/18(土)
2023/2/19(日)
円(JPY)
2023/2/13(月)
2023/2/14(火)
8:50 経済指標
日本GDP1次速報値 第4四半期(日本経済新聞)(日本経済新聞)
前期比:前回果-0.2%(改定-0.3)、予想0.5%、結果0.2%(△)
前期比年率:前回-0.8%(改定-1.0)、予想1.9%、結果0.6%(△)
GDPデフレータ前年比:前回-0.3%(改定-0.4)、予想1.1%、結果1.1%(○)
【考察】2022年の実質経済成長率は1.1%。個人消費や設備投資などが全体を押し上げ。
11:00 経済指標
政府、日銀正副総裁案を国会に提示(Bloomberg)
【考察】事前報道通り、次期日銀総裁に植田和男氏が提示。サプライズないものの、2/10に植田氏が記者団に語った、金融緩和継続が材料視されてドル円上昇。
要人発言
日銀
5年物の共通担保資金供給オペレーション実施
13:30 経済指標
日本鉱工業生産確報値12月度
前月比:前回-0.1%、予想-0.1%、結果0.3%(◎)
前年比:前回-2.8%、予想-2.8%、結果-2.4%(◎)
日本設備稼働率確報値12月度
前月比:前回-1.4%、予想-1.4%、結果-1.1%(◎)
2023/2/15(水)
9:55 五十日仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。
2023/2/16(木)
8:50 経済指標
日本通関ベース貿易収支1月度
貿易赤字拡大は実需の円売り材料。
季調前:前回-14485億円(改定-14518)、予想-39500億円、結果-34966億円(○)
季調済:前回-17242億円(改定)、予想-24200億円、結果-18213億円(○)
8:50 経済指標
日本機械受注12月度
設備投資の先行指標。
前月比:前回-8.3%、予想2.8%、結果1.6%(△)
前年比:前回-3.7%、予想-6.0%、結果-6.6%(×)
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