2026年1月14日(水)ドル円戦略と結果

ドル円戦略

ファンダメンタルズ

注目材料

1.経済指標
・日本5年債入札
・米国経常収支
・米国生産者物価指数(PPI)
・米国小売売上高
・米国中古住宅販売件数
・米国ベージュブック(地区連銀経済報告)

2.要人発言
・日銀、政府円安牽制
・植田日銀総裁(全国地方銀行協会の新年の集い)
・米国トランプ大統領
・FRB

3.その他
・米国主要企業決算(ウェルズ・ファーゴ、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ)
・地政学リスクオフ(イラン、米ベネズエラ、日中、ウクライナ・露)
・スワップ4倍デー

マーケット動向

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:30)

12:35 経済指標
日本5年債入札(財務省
「最高落札利回り低い、応札倍率高い、テールが短い→入札好調→国債価格上昇→利回り低下→円売り材料」
「最高落札利回り高い、応札倍率低い、テールが長い→入札不調→国債価格低下→利回り上昇→円買い材料」
但し、「国債入札→市場へ国債供給イベント→国債価格下落→利回り上昇」にもなりやすいことから、「入札前から織り込み→利回り上昇→円買い」や「入札通過→Sell the fact円売り」が生じることもあります。
発行予定額:2兆5000億円程度
最高落札利回り:前回1.444%、結果1.650%(×)
応札倍率:前回3.17倍、結果3.08倍(×)
テール:前回4銭、結果5銭(×)
〔マーケットアイ〕金利:5年債入札結果は弱め、国債先物は弱含み継続(Reuters

【考察】入札不調

13:21~要人発言
植田日銀総裁、中心的見通し実現なら経済・物価の改善に応じて利上げ(Bloomberg

【考察】タカ派発言

16:07~要人発言
木原官房長官
足元の為替市場、一方向で急激な動きみられ憂慮=木原官房長官(Reuters

【考察】円安牽制発言

【日本市況】高市トレードで株最高値、円159円前半-5年金利過去最高(Bloomberg

欧州マーケット(17:00~26:00)
NYマーケット(23:30~30:00)

17:39~要人発言
片山財務相、急激な円安「極めて遺憾で憂慮」-あらゆる手段排除せず(Bloomberg

【考察】円安牽制発言

18:28~要人発言
行き過ぎた為替の動き、「あらゆる手段排除せず対応」と三村財務官(Reuters

【考察】円安牽制発言

20:44 米国主要企業決算
ウェルズ・ファーゴ
売上高:前回214.4億ドル、予想215.8億ドル、結果212.9億ドル(×)
EPS:前回1.66ドル、予想1.66ドル、結果1.62ドル(×)

20:45 米国主要企業決算
バンク・オブ・アメリカ
売上高:前回281.0億ドル、予想277.4億ドル、結果283.7億ドル(◎)
EPS:前回1.06ドル、予想0.95ドル、結果0.98ドル(○)

21:58~要人発言
米国カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁(2026年FOMC投票権あり)
:政策スタンスは中立
米政権による干渉、「実際は金融政策が焦点」=ミネアポリス連銀総裁(Reuters

【考察】タカ派発言

22:03 米国主要企業決算
シティグループ
売上高:前回220.9億ドル、予想204.2億ドル、結果198.7億ドル(×)
EPS:前回2.24ドル、予想1.64ドル、結果1.19ドル(×)

20:58 報道
立憲民主と公明、新党結成を視野に調整 15日に両党幹部が協議へ(朝日新聞

22:30 経済指標
米国経常収支
前回-2513億ドル(改定-2492)、予想-2400億ドル、結果-2264億ドル(◎)

22:30 経済指標
米国小売売上高
個人消費が米国GDPの約2/3を占めており、その動向を表す小売売上高の注目は高い。米国個人消費や米国消費者信頼感とも相関性があることからも重要な指標。特にコア指数が重要視されます。
(発表日; 1/162/14, 3/17, 4/16, 5/15, 6/17, 7/17, 8/15, 9/16, 11/25, 12/16, 1/14
総合前月比:前回0.0%(改定-0.1)、予想0.5%、結果0.6%(◎)
コア前月比(自動車やガソリンなど価格変動が大きい項目を除外):前回0.4%(改定0.2)、予想0.4%、結果0.5%(◎)
コントール前月比(自動車、ガソリン、外食、建築資材など、ボラティリティの高い項目をさらに広範囲に除外):前回0.8%(改定0.6)、予想0.4%、結果0.4%(○)
米小売売上高は予想上回る伸び-自動車販売が回復、年末商戦堅調(Bloomberg

22:30 経済指標
米国生産者物価指数(PPI)
(発表日; 1/142/13, 3/13, 4/11, 5/15, 6/12, 7/16, 8/14, 9/10, 11/25, 1/14)
国内生産者が販売する商品やサービスの価格を把握する指標。FRBが金融政策を決定する上でインフレ変動を把握する重要指標。コア指数が特に重要。PPIは米国消費者物価指数(CPI)の川上に相当する指標でCPIより注目度は低い。

前月比:前回0.3%(改定)、予想0.3%、結果0.2%(×)
前年比:前回2.7%(改定)、予想2.6%、結果3.0%(◎)
コア前月比:前回0.1%(改定)、予想0.2%、結果0.0%(×)
コア前年比:前回2.6%(改定)、予想2.6%、結果3.0%(◎)
米生産者物価、予想上回るインフレ加速示す-エネルギーが急騰(Bloomberg

23:05~要人発言
ベッセント長官、韓国ウォンの下落は行き過ぎと発言-円も上昇(Bloomberg

【考察】ウォン安牽制発言

23:36~要人発言
米国グールズビー・シカゴ連銀総裁(2026年FOMC投票権なし)
:政策スタンスはタカ派
シカゴ連銀総裁、FRB独立性の重要性を強調-低インフレ実現に必要(Bloomberg

【考察】パウエルFRB議長支持

23:50~要人発言
米国ポールソン・フィラデルフィア連銀総裁(2026年FOMC投票権あり)
:政策スタンスは中立
インフレ緩和なら追加利下げの可能性=フィラデルフィア連銀総裁(Reuters

【考察】ハト派発言

24:00 経済指標
米国中古住宅販売件数
住宅市場は消費に大きな影響を与えることから景気の先行指標として米国新築住宅販売件数とともに重要。
件数:前回413万件(改定414)、予想428万件、結果435万件(◎)
前月比:前回0.5%(改定0.7)、予想2.4%、結果5.1%(◎)

24:30~要人発言
米国ミランFRB理事
:政策スタンスはハト派
トランプ政権の規制緩和、利下げの追い風に-FRBマイラン理事(Bloomberg

【考察】ハト派発言

28:00 要人発言
米国ベージュブック(地区連銀経済報告)
FOMC開催の2週間前に公表。政策金利決定の材料とされるため注目度大
米地区連銀経済報告:経済は「わずか、ないし緩慢なペース」で拡大(Bloomberg

【考察】経済活動わずかに拡大

30:31~要人発言
米、一部の先端半導体輸入に25%関税賦課-トランプ氏が布告に署名(Bloomberg

【米国市況】円一時158円台前半、日米当局者が発言-ハイテク株下落(Bloomberg

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

(Trading View)

通貨強弱

<ドル>
買い材料
・米国カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁:タカ派発言
・米国小売売上高:強
・米国グールズビー・シカゴ連銀総裁:パウエルFRB議長支持

売り材料
・米国ポールソン・フィラデルフィア連銀総裁、米国ミランFRB理事:ハト派発言

<円>
買い材料
・木原官房長官、片山財務相、三村財務官:円安牽制発言
・植田日銀総裁:タカ派発言
・米国ベッセント財務長官:ウォン安牽制発言

売り材料
・2025年12月調査想定為替レート上期146.80、下期147.33(日本銀行、短観)以上推移→日本企業業績改善(円キャリー促進)
・構造的円売り(日本実質金利マイナスで金融緩和環境継続、新NISA等海外投資急増、デジタル赤字増加等、骨太方針の家計支援で財政支出増)
・その他円売り(航空燃料不足、パイロット不足、クレジットカード利用赤字によるインバウンド関連の旅行収支悪化懸念)

Currency Strength Chart

テクニカル

トレードシナリオと結果

  • 月足:1月陽線形成中
  • 週足:1/12週、陽線形成中。上昇トレンド
  • 日足:1/13陽線。上昇トレンド
  • 4H足:上昇トレンド
  • 1H足:上昇トレンド

【シナリオ】
①Long
(A)4H足押し安値158.883付近へ下落→転換上昇→目標1H足レンジ高値159.169
(B)1H足レンジ高値159.169をダウ上昇→目標日足戻り高値ヒゲ先159.450

②Short
(C)日足戻り高値ヒゲ先159.450付近へ上昇→転換下落→目標1H足レンジ高値159.169

本日:2勝1敗、+18.6pips
1月通算:12勝11敗、勝率52.2%、RR1.4、+28.2pips

(Trading View)

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