2023年2月27日(月)~3月5日(日)ドル円注目材料まとめ(3/3更新)

ドル(USD)

経済指標
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

2023/2/27(月)

TOM(Turn of the Month)効果
株式投資の月末安・月初高アノマリー。期間は営業日ベースでの月末3日間程度、月初3日間程度。
月末の損益確定、毎月一定額を積み立てる投資信託などの購入が月末・月初に集中しやすい。株式購入で株高・円売り→ドル円上昇材料、株式売りで株安・円買い→ドル円下落材料になり得る。

22:30 経済指標
米国耐久財受注速報値1月度(Bloomberg
前月比:前回5.6%(改定5.1)、予想-3.9%、結果-4.5%(×)
コア前月比:前回-0.2%(改定-0.4)、予想0.0%、結果0.7%(◎)

24:00 経済指標
米国中古住宅販売成約指数1月度(Bloomberg
売買契約が結ばれているものの、最終引渡しが行われていない物件の指数。引き渡しが済んだ中古住宅販売件数の先行指標として注目されます。
前月比:前回2.5%(改定1.1)、予想1.0%、結果8.1%(◎)
前年比:前回-34.3%(改定)、予想-33.0%、結果-22.4%(◎)

【考察】強い数値でドル円上昇。

24:26~要人発言
米国ジェファーソンFRB理事(Bloomberg
「2%のインフレ目標を引き上げはFRBの信頼損ねる」
「賃金上昇圧力の弱まりはインフレの圧力緩和を示唆」
「インフレは高すぎる」

【考察】タカ派発言でドル円上昇。

25:00 月末ロンドンフィックス
月末・期末・年末はリバランス(大口投資家のポートフォリオ調整)で為替取引が活発になり急変動しやすい。

27:40~要人発言
米国イエレン財務長官
「インフレは依然として高すぎる」

【考察】タカ派発言

2023/2/28(火)

TOM効果

22:30 経済指標
米国棚卸在庫速報値1月度
前月比:前回0.1%、予想0.1%、結果-0.4%(×)

23:00 経済指標
米国住宅価格指数12月度(Bloomberg
前月比:前回-0.1%、予想-0.1%、結果-0.1%(○)

23:00 経済指標
米国S&Pケースシラー住宅価格12月度(Bloomberg
前年比:前回6.77%(改定6.78)、予想4.75%、結果4.65%(×)

23:45 経済指標
米国シカゴ購買部協会景気指数2月度(Bloomberg
米国ISM製造業景気指数の前営業日に発表される同指標の先行指標。
基準50、前回44.3(改定)、予想45.1、結果43.6(×)

24:00 経済指標
米国コンファレンスボード消費者信頼感指数2月度(Bloomberg
米国ミシガン大学消費者信頼感指数と同様、経済活動全体に重要な役割を果たす個人消費に関する重要指標。
前回107.1(改定106.0)、予想108.5、結果102.9(×)

24:00 経済指標
米国リッチモンド連銀製造業指数2月度
基準0、前回-11、予想-5、結果-16(×)

25:00 月末ロンドンフィックス

2023/3/1(水)

TOM効果

23:14~要人発言
米国カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg
「賃金上昇は高すぎる」
「インフレ抑制が最重要」
「次回FOMCで0.25%か0.50%利上げ」

【考察】タカ派発言でドル円上昇

23:45 経済指標
米国PMI確報値2月度
(過去の速報値発表日:10/2411/2312/161/24, 2/21
(過去の確報値発表日:10/310/511/111/312/112/51/31/52/12/3,)
基準50。景気先行性高いため注目度高い。速報値は確報値より注目度高い。
製造業:前回47.8、予想47.8、結果47.3(×)

24:00 経済指標
米国建設支出1月度
前月比:前回-0.4%(改定-0.7)、予想0.2%、結果-0.1%(△)

24:00 経済指標
米国ISM製造業景気指数2月度(過去の発表日; 8/1, 9/1, 10/3, 11/1, 12/11/4, 2/1)(Bloomberg
景気の先行指標として注目度大。
基準50、前回47.4、予想48.0、結果47.7(△)

新規受注:前回42.5、結果47.0(◎)
雇用:前回50.6、結果49.1(×)
在庫:前回50.2、結果50.1(×)
仕入価格:前回44.5、結果51.3(◎)

【考察】ISM中身の仕入価格の強い数値に反応したようで、インフレ懸念→ドル円急騰。

24:01~要人発言
米国ボスティック・アトランタ連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg
「政策金利5.00-5.25%引き上げ、2024年も同水準の維持が必要」

【考察】タカ派発言でドル円上昇

2023/3/2(木)

TOM効果

22:30 経済指標
米国非農業部門労働生産性指数確報値第4四半期(Bloomberg
農業部門を除いたモノとサービスを生産する労働者の生産性を把握する指標。
前期比:前回3.0%(改定)、予想2.6%、結果1.7%(×)

米国単位労働コスト確報値第4四半期
前期比:前回1.1%(改定)、予想1.6%、結果3.2%(◎)

22:30 経済指標
米国新規失業保険申請件数(Bloomberg
失業者が初めて申請した失業保険給付の申請件数を示す指標。失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されます。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回19.2万件(改定)、予想19.4万件、結果19.0万件(◎)

米国失業保険継続申請件数
新規申請後に失業保険の申請を継続している人数を示す指標。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回165.4万件(改定166.0)、予想166.7万件、結果165.5万件(◎)

24:39~要人発言
米国コリンズ・ボストン連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg
「追加利上げの回数はデータ次第」
「インフレ抑制には追加利上げが必要」

【考察】タカ派発言でドル円上昇。

27:35~要人発言
米国ボスティック・アトランタ連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg
「労働市場のスローダウンが必要」
「高インフレに対してより多くのことをする必要がある」
「インフレの減衰が見られた」
「次回FOMCは0.25%利上げが望ましい」

【考察】タカ派、ハト派発言。ハト派発言はサプライズだったためかドル円下落。

30:00~要人発言
米国ウォラーFRB理事(Bloomberg
「12月時点のFF金利見通し5.1-5.4%超が必要になる可能性」
「インフレ2%に引き下げるために必要なことする」
「最近のデータはインフレに関して想定ほど進捗していない」

【考察】タカ派発言。

2023/3/3(金)

8:00~要人発言
米国カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)

23:45 経済指標
米国PMI確報値2月度
(過去の速報値発表日:10/24, 11/23, 12/16, 1/24,)
(過去の確報値発表日:10/3, 10/5, 11/1, 11/3, 12/1, 12/5, 1/3, 1/5, 2/1, 2/3, )
基準50。景気先行性高いため注目度高い。速報値は確報値より注目度高い。
サービス業:前回50.5、予想50.5、結果50.6(◎)
総合:前回50.2、予想50.2、結果50.1(×)

24:00 経済指標
米国ISM非製造業景気指数2月度(過去の発表日; 8/39/610/511/312/51/6, 2/3)(Bloomberg
景気の先行指標として注目度大。
基準50、前回55.2(改定)、予想54.6、結果55.1(○)

【考察】予想より強い数値でドル円上昇。

25:05 要人発言
FRB金融政策報告(MONETARY POLICY REPORT)(Bloomberg
報告書は3/7と3/8のパウエルFRB議長の議会証言に先立ち公表。
「物価の安定回復のため、さらなる利上げが必要」

【考察】タカ派内容

26:59~要人発言
米国コリンズ・ボストン連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg
「インフレは依然として高すぎる」
「追加利上げが必要」

【考察】タカ派発言

30:15~要人発言
米国バーキン・リッチモンド連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg
「インフレが続く場合、利上げ継続と維持が必要」
「労働市場は依然として逼迫」
「インフレはピークを過ぎた可能性が高い」
「今年の利下げはない予想」

【考察】総じてタカ派発言

2023/3/4(土)

6:45~ 要人発言
米国バーキン・リッチモンド連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)

2023/3/5(日)

円(JPY)

2023/2/27(月)

TOM(Turn of the Month)効果
株式投資の月末安・月初高アノマリー。期間は営業日ベースでの月末3日間程度、月初3日間程度。
月末の損益確定、毎月一定額を積み立てる投資信託などの購入が月末・月初に集中しやすい。株式購入で株高・円売り→ドル円上昇材料、株式売りで株安・円買い→ドル円下落材料になり得る。

13:16~ 要人発言
植田日銀総裁候補(参議院:所信聴取、質疑応答)(Bloomberg
「今後も金融緩和を継続することが適切」
「現状の金融緩和は効果が副作用を上回っている」
「共同声明方は直ちに見直しの必要はない」

【考察】2/24衆議院での所信聴取・質疑と同様にハト派発言可能性大。サプライズなく反応薄。

25:00 月末ロンドンフィックス
月末・期末・年末はリバランス(大口投資家のポートフォリオ調整)で為替取引が活発になり急変動しやすい。

27:41~要人発言
若田部日銀副総裁
「日本の2%インフレ目標はまだ未達」

【考察】ハト派発言

2023/2/28(火)

TOM効果

8:50 経済指標
日本鉱工業生産速報値1月度
前月比:前回0.3%、予想-3.0%、結果-4.6%(×)
前年比:前回-2.4%、予想-0.7%、結果-2.3%(△)

9:55 月末仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。

10:08~要人発言
内田日銀副総裁候補(参議院所信聴取、質疑応答)(日本経済新聞
「金融緩和継続は必要」

【考察】2/24衆議院と同様にハト派発言。サプライズなく反応薄。

10:13~要人発言
氷見野日銀副総裁候補(参議院所信聴取、質疑応答)(日本経済新聞
「金融緩和継続は必要」

【考察】2/24衆議院と同様にハト派発言。サプライズなく反応薄。

25:00 月末ロンドンフィックス

2023/3/1(水)

TOM効果

9:55 月初仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。

10:35~要人発言
中川日銀審議委員(Bloomberg
「当面は金融緩和を維持することが必要」

【考察】ハト派発言。サプライズなし。

2023/3/2(木)

TOM効果

10:35~要人発言
高田日銀審議委員(日本経済新聞
「金融緩和を続ける必要がある」

【考察】ハト派発言だが、サプライズなしで反応薄。

2023/3/3(金)

TOM効果

8:30 経済指標
東京消費者物価指数2月度(Bloomberg
全国消費者物価指数の先行指標で日本国内のインフレが進んでいる中で注目度が高まっている。
前年比:前回4.4%(改定)、予想3.3%、結果3.4%(○)
コア前年比:前回4.3%(改定)、予想3.3%、結果3.3%(○)
コアコアCPI前年比:前回3.0%(改定)、予想3.1%、結果3.2%(◎)

8:30 経済指標
日本雇用統計1月度
完全失業率:前回2.5%、予想2.5%、結果2.4%(◎)
有効求人倍率:前回1.35倍、予想1.37倍、結果1.35倍(△)

9:55 実質週末・五十日仲値(3/5休場につき)
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。

29:30 経済指標
IMM通貨先物(ポジション推移
円ショート拡大

【考察】円売り材料

2023/3/4(土)

2023/3/5(日)

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