ドル(USD)
経済指標
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
2023/5/8(月)
20:53 報道
アップル起債(Bloomberg)
【考察】供給イベントで、「米国債価格低下→米国債利回り上昇」のドル買い材料。
21:30 経済指標
米国卸売在庫確報値3月
前月比:前回0.1%(改定)、予想0.1%、結果%()
24:00 経済指標
米国ニューヨーク連銀インフレ期待調査(Reuters)
1年後:前回4.7%、結果4.4%(×)
3年後:前回2.8%、結果2.9%(◎)
5年後: 前回2.5%、結果2.6%(◎)
【考察】1年後の結果が材料視でドル円下落継続。
24:05~要人発言
米国グールズビー・シカゴ連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「リセッションの可能性ある」
「債務上限を巡る対立は最悪のタイミング」
【考察】景気後退・債務上限問題懸念のドル売り材料でドル円下落。
2023/5/9(火)
21:57~要人発言
米国ジェファーソンFRB理事(Bloomberg)(Reuters)
「インフレ率低下し、経済は拡大続けることが出来る」
「銀行システムは健全で回復力がある」
「銀行の融資基準を引き上げは景気循環の典型的な流れ」
【考察】ソフトランディングの示唆で景気後退懸念後退によりドル円上昇。
25:06~要人発言
米国ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)(Reuters)
「インフレは高すぎる」
「年内利下げの可能性低い」
「追加引き締めが適切なら実施する」
「信用の引き締りの兆候が見られる」
【考察】タカ派発言でドル円上昇。
25:16 要人発言
米国共和党マッカーシー下院議長(Bloomberg)
「9月末までの債務上限引き上げに反対」
【考察】ドル売り材料だが反応薄。
26:00 経済指標
米国3年債入札(Upcoming Auctions)
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回3.810%、結果3.695%(◎)
【考察】入札好調でドル円下落。
26:16 要人発言
ホワイトハウス(Bloomberg)
「短期的な債務上限の延長は我々の計画ではない」
【考察】米国債務上限問題の解決が見えておらずドル売り材料だが反応薄。
2023/5/10(水)
21:30 経済指標
米国消費者物価指数4月度(CPI)(過去の発表日; 8/10, 9/13, 10/13, 11/10, 12/13, 1/12, 2/14, 3/14, 4/12, 5/10)(Bloomberg)
FRBが金融政策を決定する上で、インフレ変動を把握する重要指標。CPIは米国生産者物価指数(PPI)の川下に相当する指標でPPIより注目度は高い。コア指数が特に重要。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
前月比:前回0.1%(改定)、予想0.3%、結果0.4%(◎)
前年比:前回5.0%(改定)、予想5.0%、結果4.9%(×)
コア前月比:前回0.4%(改定)、予想0.3%、結果0.4%(○)
コア前年比:前回5.6%、予想5.5%、結果5.5%(○)
【考察】注目度の高いコア指数を含め総じて強い数値。しかし、総合前年比4.9%の5%割れは2021年4月以来のサプライズでドル円急落。直前までドル円じり上げ織り込みが進んでいたことでSell the factのような動き。
26:00 経済指標
米国10年債入札(Upcoming Auctions)
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回3.455%、結果3.448%(◎)
【考察】入札好調でドル円下落。
27:00 経済指標
米国月次連邦財政収支4月度
マイナスは財政赤字、プラスは財政黒字。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
前回-3781億ドル、予想2350億ドル、結果1762億ドル(△)
2023/5/11(木)
20:00 経済指標
英国中銀(BOE)政策金利(Bloomberg)
前回4.25%、予想4.50%、結果4.50%(○)
20:01~要人発言
英国中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
「インフレが持続するなら追加引き締めが必要」
「GDP見通しを大幅に上方修正」
20:40~要人発言
英国ベイリー総裁
「インフレは高すぎる」
【考察】予想通り利上げ、議事要旨タカ派内容、タカ派発言、リセッション懸念後退発言。ポンド買いドル売り発生し、ドル円下落継続。
21:17 報道
「米国連邦預金保険公社(FDIC)、本日預金保険基金について発表予定」
【考察】金融システム不安後退でドル円急騰。しかし、詳細不明かつ米国生産者物価指数発表を控えて一瞬。
21:30 経済指標
米国生産者物価指数(PPI)4月度(過去の発表日; 8/11, 9/14, 10/12, 11/15, 12/9, 1/18, 2/16, 3/15, 4/13, 5/11)(Bloomberg)
国内生産者が販売する商品やサービスの価格を把握する指標。FRBが金融政策を決定する上でインフレ変動を把握する重要指標。コア指数が特に重要。PPIは米国消費者物価指数(CPI)の川上に相当する指標でCPIより注目度は低い。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
前月比:前回-0.5%(改定)、予想0.4%、結果0.2%(△)
前年比:前回2.7%(改定)、予想2.6%、結果2.3%(×)
コア前月比:前回-0.1%(改定)、予想0.1%、結果0.2%(◎)
コア前年比:前回3.4%(改定)、予想3.3%、結果3.2%(×)
21:30 経済指標
米国新規失業保険申請件数(Bloomberg)
失業者が初めて申請した失業保険給付の申請件数を示す指標。失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されます。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回24.2万件(改定)、予想24.5万件、結果26.4万件(×)
米国失業保険継続申請件数
新規申請後に失業保険の申請を継続している人数を示す指標。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回180.5万件(改定180.1)、予想182.0万件、結果181.3万件(○)
【考察】強弱入り交じる数値だったが、前日米国消費者物価指数に続いて生産者物価指数もインフレ鈍化が見えつつあり、米国新規失業保険申請件数は2021年10月以来の高水準であったことからドル円下落
21:42 報道
「米国地銀パックウェストの預金減少、ウェスタン・アライアンスは増加」(Bloomberg)
【考察】金融システム不安でリスクオフ円買い・ドル買い発生でドル円揉み合い。
22:11~要人発言
米国カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「インフレは依然として強すぎる」
「長期のインフレ抑制策が必要」
【考察】米国消費者物価指数や生産者物価指数の軟化が見られた後でのタカ派発言であり、利上げ期待高進しドル円上昇。
23:01 報道
「米国連邦預金保険公社(FDIC)、SVB破綻で大手銀に多額の追加負担を求める計画」(Bloomberg)
【考察】金融システム不安への対応でややリスクオフ後退しドル円上昇。
24:07~ 要人発言
英国ベイリーBOE総裁(Bloomberg)
「利上げ一時停止できる時期に近づいている」
【考察】ハト派発言だが、ポンド、ドル、円反応薄。
26:00 経済指標
米国30年債入札(Upcoming Auctions)
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回3.661%、結果3.741%(◎)
【考察】入札好調で30年債利回り低下したが、注目度低くドル反応薄。
2023/5/12(金)
16:04~要人発言
米国ボウマンFRB理事(Bloomberg)
「追加利上げ必要」
【考察】タカ派発言でドル円上昇継続。
21:30 経済指標
米国輸入物価指数4月度(Bloomberg)
前月比:前回-0.6%(改定-0.8)、予想0.3%、結果0.4%(◎)
前年比:前回-4.6%(改定-4.8)、予想-4.7%、結果-4.8%(△)
米国輸出物価指数4月度
前月比:前回-0.3%(改定-0.6)、予想0.1%、結果0.2%(◎)
23:00 経済指標
米国ミシガン大学消費者信頼感指数速報値5月度(過去の速報値発表日;9/16, 10/14, 11/11, 12/9, 1/13, 2/10, 3/17, 4/14, 5/12)(Bloomberg)
米国コンファレンスボード消費者信頼感指数に先行して発表されるため注目度は高い。米国GDPの約70%を占める個人消費の動向を確認できる。
前回63.5、予想63.1、結果57.7(×)
米国ミシガン大学インフレ予測速報値5月度
1年先:前回4.6%、予想4.6%、結果4.5%(×)
5年先:前回3.0%、予想3.0%、結果3.2%(◎)
【考察】米国ミシガン大学消費者信頼感指数の弱い数値で初動ドル円下落。総じて弱い数値にも関わらずインフレ予測5年先だけが材料視され、更にリスクオフドル買い強くドル円急騰。
29:37~要人発言
米国バーキン・リッチモンド連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)
「さらなる利上げに前向き」
【考察】タカ派発言。
2023/5/13(土)
2023/5/14(日)
円(JPY)
2023/5/8(月)
8:50 要人発言
政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(3月9・10日分)(日本銀行)
2023/5/9(火)
9:12~要人発言
植田日銀総裁(Bloomberg)
「為替は安定推移が重要」
「物価2%達成見通しに至ればYCC撤廃の可能性」
「基調的なインフレ率に良い芽が出てきている」
【考察】インフレが高まっている中、タカ派発言と捉えられ日銀政策変更期待による円買いでドル円下落。
2023/5/10(水)
9:55 五十日仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。
13:16~要人発言
植田日銀総裁(Bloomberg)
「物価安定の実現に時間を要する」
「出口局面のを具体的に議論できる状況にない」
「ETFの買い入れ、特段大きな問題が生じていない」
【考察】ハト派発言。サプライズでないもののドル円上昇。
2023/5/11(木)
8:50 経済指標
日本国際収支3月度
経常収支:前回21972億円(改定)、予想28907億円、結果22781億円(△)
経常収支(季調済):前回10892億円(改定12279)、予想13110億円、結果10090億円(×)
貿易収支:前回-6041億円、予想-4550億円、結果-4544億円(△)
8:50 要人発言
金融政策決定会合における主な意見(4月27・28日分)(日本銀行)
「2%物価安定の目標達成まで金融緩和を続ける」
【考察】サプライズないハト派内容。
2023/5/12(金)
28:30 経済指標
IMM通貨先物(ポジション推移)
5/9時点、円ショート縮小
【考察】円買い材料
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