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1/31(水)
28:00 経済指標
米国FOMC公表(Federal Open Market Committee)
FRB政策金利:前回5.25-5.50%、予想5.25-5.50%、結果5.25-5.50%(○)
FOMC声明:目標へのリスクバランス改善、確信強めるまで利下げない(Bloomberg)
【考察】
発表前:NYCBサプライズ損失、米国経済指標悪化、米国財務省四半期定例入札規模拡大だが来年まで増額なし、月末ロンドンフィックスに向けてのポジション調整によるドル円急落から持ち直し。直前146.44。
発表後:予想通り政策金利据え置き。声明文は利下げは差し迫っていないタカ派発言。市場期待の利下げ示唆はなく初動ドル円上昇。Buy the factの動き。
28:31~ 要人発言
米国パウエルFRB議長
(過去の発言:12/1, 12/13, 1/31)
FOMC、金利据え置き-3月利下げの可能性低いとパウエル議長(Bloomberg)
【考察】初動は引き締めピークに達したハト派発言でドル円下落するも、持続的にインフレ2%達成の確信得られるまで利下げない(3月利下げの可能性低下)のタカ派発言で切り返し。
3/20(水)
27:00 経済指標
米国FOMC公表
①FRB政策金利:前回5.25-5.50%、予想5.25-5.50%、結果5.25-5.50%(○)
②実質GDP見通し
2024年:前回1.4%、結果2.1%(◎)
2025年:前回1.8%、結果2.0%(◎)
2026年:前回1.9%、結果2.0%(◎)
Longer run:前回1.8%、結果1.8%(○)
③失業率見通し
2024年:前回4.1%、結果4.0%(◎)
2025年:前回4.1%、結果4.1%(○)
2026年:前回4.1%、結果4.0%(◎)
Longer run:前回4.1%、結果4.1%(○)
④コアPCE見通し
2024年:前回2.4%、結果2.6%(◎)
2025年:前回2.2%、結果2.2%(○)
2026年:前回2.0%、結果2.0%(○)
⑤政策金利見通し
2024年:前回4.6%、結果4.6%(○)、利下げ2回(0.50%)警戒に対して3回(0.75%)維持
2025年:前回3.6%、結果3.9%(◎)
2026年:前回2.9%、結果3.1%(◎)
Longer run:前回2.5%、結果2.6%(◎)
⑥FOMC声明:雇用の伸びは強さ維持、インフレ依然として高水準(Bloomberg)
タカ派発言
FOMC、今年予想する利下げ回数3回で維持-2025年予想は減少(Bloomberg)
【考察】
発表前:152円台目前からじり下げ。直前151.61
発表後:年内利下げ2回への警戒感の中、3回維持だったことで初動151.22へ下振れするも、経済見通しは総じて強い数値、声明のタカ派発言により即全戻しの乱高下。
27:31~ 要人発言
米国パウエルFRB議長
:政策スタンスは中立。前回3/7ハト派、タカ派発言交錯。
(過去の発言:2/5, 3/6, 3/7, 3/20)
【FOMC】パウエル議長はハト派に明確に傾いた-市場関係者の見方(Bloomberg)
【考察】タカ派発言からハト派発言。特に「今年のある時点で利下げ開始が適切」と強調したハト派発言の影響強くドル売り発生。更に会見中に日銀追加利上げ観測報道(英語版)が出され日足安値150.72へ急落。
しかし、報道の日本語版は欧州序盤に出されておりサプライズなく影響は一時的。
その後、ハト派発言を受けてたリスクオン円売りが支えとなりドル円上昇。
5/1(水)
27:00 経済指標
米国FOMC公表
①FRB政策金利:前回5.25-5.50%、予想5.25-5.50%、結果5.25-5.50%(○)
②FOMC声明:保有証券の縮小ペース、6月から減速-国債償還を減額(Bloomberg)
・インフレ懸念のタカ派発言。
・バランスシート
量的引き締め(QT)償還月額上限: 前回600億ドル、予想300億ドル、結果250億ドル(×)。6月1日かQT鈍化予定。
住宅ローン担保証券(MBS)償還月額上限: 前回350億ドル、予想350億ドル、結果350億ドル(○)
【考察】
発表前:注目の米国国債買入れ計画発表と米国経済指標を受けて揉み合い。直前157.64。
発表後:声明文はインフレ懸念のタカ派発言とサプライズQT減速が交錯。QT減速のインパクトが強くドル円下落。
27:30~ 要人発言
米国パウエルFRB議長
(過去の発言:3/22, 3/29, 4/3, 5/1)
:政策スタンスは中立。前回4/3タカ派・ハト派発言
【考察】初動は利下げ否定のタカ派発言でドル円上昇。しかし、警戒されていた追加利上げ示唆なく、次回会合でも利上げ否定。総じてハト派と判断され、日通し安値157.00へ下落。米株上昇リスクオン円売りが支えとなりドル円急落なし。
会見終盤から会見後、切番157.00ではショート勢決済や押し目買い入りやすく再上昇。結局、市場は高金利維持長期化を懸念して、米国債利回り上昇・米株下落へと転換。公表後のドル円下落はほぼ全戻しになりました。
6/12(水)
27:00 経済指標
米国FOMC公表
①FRB政策金利:前回5.25-5.50%、予想5.25-5.50%、結果5.25-5.50%(○)
②実質GDP見通し
2024年:前回2.1%、結果2.1%(○)
2025年:前回2.0%、結果2.0%(○)
2026年:前回2.0%、結果2.0%(○)
Longer run:前回1.8%、結果1.8%(○)
③失業率見通し
2024年:前回4.0%、結果4.0%(○)
2025年:前回4.1%、結果4.2%(×)
2026年:前回4.0%、結果4.1%(×)
Longer run:前回4.1%、結果4.2%(×)
④コアPCE見通し
2024年:前回2.4%、結果2.6%(◎)
2025年:前回2.2%、結果2.3%(◎)
2026年:前回2.0%、結果2.0%(○)
⑤政策金利見通し
2024年:前回4.6%、結果5.1%(◎)。3月会合の年内3回利下げから、年内1回利下げへ減少。
2025年:前回3.9%、結果4.1%(◎)。3月会合の年内3回利下げから、年内4回利下げへ増加。
2026年:前回3.1%、結果3.1%(○)
Longer run:前回2.6%、結果2.8%(◎)
⑥FOMC声明:2%インフレ目標に向けては緩慢なる一段の進展(Bloomberg):タカ派内容。
FOMCは金利据え置き、24年利下げ予想1回に減少-来年は4回(Bloomberg)
【考察】
発表前:米国消費者物価指数サプライズ(弱)を受けてドル円急落。直前155.91。
発表後:3月会合見通し年内利下げ3回と市場コンセンサス2回に対して、今回利下げ1回(ドットプロットでは1.5回相当)。他の経済見通しも強く総じてタカ派。米国消費者物価指数サプライズ(弱)でハト派姿勢への期待もあった失望もあり、ドル円上昇。
27:30~ 要人発言
米国パウエルFRB議長
(発言:5/1, 5/14, 5/19, 6/12)
:政策スタンスは中立。前回5/19金融政策についてコメントなし
【考察】米国消費者物価指数サプライズ(弱)にも関わらず、今後のデータ次第・利下げ正当化しないとのタカ派発言で上昇。米国消費者物価指数下落分から約76%戻し。
7/31(水)
27:00 経済指標
米国FOMC公表
①FRB政策金利:前回5.25-5.50%、予想5.25-5.50%、結果5.25-5.50%(○)
②FOMC声明:2つの責務、両サイドに対するリスクに注意払っている(Bloomberg)
【考察】
発表前:植田日銀総裁のタカ派発言で日通し安値149.63を付けた後、中東地政学リスクオフに伴う原油先物価格上昇、米国株上昇(円キャリー促進)に連れてドル円上昇。直前150.83。
発表後:声明は9月利下げ示唆なくタカ派で初動151.27へ上昇。パウエル議長会見控えて全戻し。
27:30~ 要人発言
米国パウエルFRB議長
(発言:7/9, 7/10, 7/15, 7/31)
:政策スタンスは中立。前回7/15ハト派発言
パウエル議長、利下げは9月のFOMCで選択肢になる可能性も(Bloomberg)
【考察】いつも通りハト・タカ派のバランスを取った発言でしたが、声明文になかったインフレと雇用にサプライズの強い数字が出ない限り9月利下げ示唆により「米国債利回り低下→ドル売り」からドル円下落。
9/18(水)
27:00 経済指標
米国FOMC公表
①FRB政策金利:前回5.25-5.50%、予想5.00-5.25%、結果4.75-5.00%(×)
②実質GDP見通し
2024年:前回2.1%、結果2.0%(×)
2025年:前回2.0%、結果2.0%(○)
2026年:前回2.0%、結果2.0%(○)
2027年:前回-、結果2.0%
Longer run:前回1.8%、結果1.8%(○)
③失業率見通し
2024年:前回4.0%、結果4.4%(×)
2025年:前回4.2%、結果4.4%(×)
2026年:前回4.1%、結果4.3%(×)
2027年:前回-、結果4.2%
Longer run:前回4.2%、結果4.2%(○)
④コアPCE見通し
2024年:前回2.6%、結果2.3%(×)
2025年:前回2.3%、結果2.1%(×)
2026年:前回2.0%、結果2.0%(○)
2027年:前回-、結果2.0%
Longer run:前回2.0%、結果2.0%()
⑤政策金利見通し
2024年:前回5.1%(中央値5.125)、結果4.4%(中央値4.375)(×)。年内0.25%の2回利下げ見通し(4.75-4.4=0.35%)
2025年:前回4.1%、結果3.4%(×)
2026年:前回3.1%、結果2.9%(×)
2027年:前回-、結果2.9%
Longer run:前回2.8%、結果2.9%(◎)
⑥FOMC声明:FOMC声明:最大雇用を支え、インフレを2%に戻すことにコミット(Bloomberg)
【考察】
発表前:市場観測は依然として利下げ0.25%か0.50%で分かれており揉み合い。直前141.99。
発表後:利下げ0.50%。市場に十分に織り込まれていなかったことで、「米国債利回り急落→ドル売り」につれて、日通し安値140.56へ急落。
27:30~ 要人発言
米国パウエルFRB議長(Fed News & Events, Calendar)
(発言:7/15, 7/31, 8/23, 9/18)
:政策スタンスは中立。前回8/23ハト派発言
FOMC、0.5ポイントの利下げ-積極緩和で経済守る決意表明(Bloomberg)
【考察】会見直後に日足安値140.44を付けると、ハト派・タカ派のバランスを取った発言であったものの、慎重な追加利上げ姿勢(今後の0.50%追加利下げ継続否定)タカ派発言が材料視され、「米国債利回り急騰→強いドル買い」発生。0.50%利下げのドル円急落継続を見込んでいたショート勢の損切を巻き込み、日足高値142.71へ急騰しました。
11/7(木)
28:00 経済指標
米国FOMC公表
(発表日; 1/31, 3/20, 5/1, 6/12, 7/31, 9/18, 11/7, 12/18)
(Federal Open Market Committee)
①FRB政策金利:前回4.75-5.00%、予想4.50-4.75%、結果4.50-4.75%(○)
②FOMC声明:インフレ2%目標に向け進展、労働市場はおおむね緩和(Bloomberg)
【考察】
発表前:FOMC公表・パウエルFRB議長会見を控えたポジション調整と推測される強いドル売りからドル円急落。直前152.97。
発表後:予想通り0.25%利下げ。直前までドル円急落続いたためか、Buy the factの動きで153.33へ上昇。
28:30~ 要人発言
米国パウエルFRB議長(Fed News & Events, Calendar)
(発言:9/18, 9/26, 9/30, 11/7)
:政策スタンスは中立。前回9/30タカ派発言
FOMC、連続利下げ-トランプ氏が辞任求めてもパウエル氏拒否(Bloomberg)
【考察】警戒されていた米国トランプ大統領政策からのインフレ懸念に対するタカ派発言なく、労働市場減速懸念から利下げ継続姿勢のハト発言。但し、利下げペースはデータ次第。FOMC公表後のドル円上昇は全戻し下落となりました。
12/18(水)
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