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1/23(火)
12:09 経済指標
日銀金融政策決定会合公表(日本銀行)
(過去の発表日:1/18, 3/10, 4/28, 6/16, 7/28, 9/22, 10/31, 12/19, 1/23)
過去の傾向では正午付近の公表は会合参加者の意見の相違は少なく金融政策変更なし。13:00頃に近づくほど金融政策変更の可能性高いです。
政策金利:前回-0.1%、予想-0.1%、結果-0.1%(○)
声明:金融緩和維持。
経済・物価情勢の展望(1月、基本的見解):24年度物価見通し下方修正、目標物価実現確度を初明記
日銀、24年度のコアCPI見通し2.4%上昇に下方修正-展望リポート(Bloomberg)
【考察】
発表前:能登地震の影響も踏まえ金融緩和継続織り込みで揉み合いながら上昇。直前148.18。
発表後:市場コンセンサス通り金融緩和維持、展望レポートの24年度物価見通し下方修正を受け148.56へ急上昇。
しかし、織り込み済みの情報でSell the fact発生、更に展望レポートの物価目標実現の確度が高まっているという文言追記は初でサプライズ。3月や4月会合でのマイナス金利解除観測として材料視され、東京安値147.85へ急落しました。
15:30~要人発言
植田日銀総裁
(過去の発言:12/7, 12/19, 12/27, 1/4, 1/23)
日銀総裁、物価目標の実現確度「少しずつ高まっている」-緩和維持(Bloomberg)
【考察】
発表前:展望レポートの政策修正示唆について会見での言及を控えて揉み合い。直前148.00。
発表後:総じて金融緩和維持のハト派発言でしたが、物価目標の実現確度が少しずつ高まっていると述べたことが3月や4月会合でのマイナス金利解除観測として材料視され、日足安値146.98へ急落。
しかしマイナス金利解除しても金融緩和継続を強調したことで147.78へ急反発。切番147.00かつ4H足サポート147.173付近ではショート勢利確や押し目買いも強い様子。
3/19(火)
12:35 経済指標
日銀金融政策決定会合公表(日本銀行)
政策金利:前回-0.1%、予想0.0-0.1%、結果0.0-0.1%(○)
声明:マイナス金利解除、長短金利操作(YCC)撤廃、ETF/REIT新規買い入れ終了、長期国債買い入れ継続(当面、緩和的な金融環境継続)
【考察】
発表前:3/8(金), 3/12(火), 3/13(水), 3/14(木), 3/15(金), 3/18(月),発表直前リーク報道通り政策修正しても、緩和継続期待によりじり上げ。直前149.29。
発表後:政策修正により初動日足安値149.00へ下落。しかし内容はリーク報道通りでサプライズなし。長期国債買い入れにより金融緩和継続、政策修正しても実質金利マイナス、日米金利差縮小効果なし(3/20FOMC公表タカ派姿勢見込み)、により東京高値150.40へ急騰。
15:33~要人発言
植田日銀総裁
(過去の発言:3/5, 3/7, 3/12, 3/13, 3/19)
:前回3/13タカ・ハト派発言交錯。
日銀正常化入りで早期利上げの思惑も、4月展望リポートが道しるべに(Bloomberg)
【考察】
会見前:長期国債買い入れにより金融緩和継続、政策修正しても実質金利マイナス、日米金利差縮小効果なしの影響からドル円上昇継続。直前150.34
会見後:鈴木財務相発言で一時149.99へ下押しあるも、会見内容はハト派。ドル円上昇継続。
4/26(金)
12:22 経済指標
日銀金融政策決定会合公表(日本銀行)
政策金利:前回0.0-0.1%、予想0.0-0.1%、結果0.0-0.1%(○)
声明:2024年3月金融政策決定会合決定方針を維持。緩和継続。
経済・物価情勢の展望(4月、基本的見解):緩和的な金融環境が継続。
日銀が政策維持、国債購入方針据え置き-物価基調上昇なら緩和調整(Bloomberg)
【考察】
発表前:4/25(木)国債買い入れ額削減検討報道(時事通信)を受けてタカ派姿勢への警戒から揉み合い。直前155.53。
発表後:国債買い入れ額削減なし(日本経済新聞等、複数メディアなら報道なければ事前報道の信頼性低そう)。金融緩和維持。ドル円急騰。
15:30~要人発言
植田日銀総裁
(過去の発言:4/4, 4/5, 4/8, 4/9, 4/10, 4/18, 4/23, 4/26)
:前回4/23タカ、ハト派発言。
日銀総裁、円安が基調物価に無視し得ぬ影響なら判断材料に-政策維持(Bloomberg)
【考察】現状の円安は「無視できる状況」とサプライズの円安容認ハト派発言。ドル円上昇継続。
しかし、欧州オープン後に日通し高値156.83を付けると日足安値154.97へ急落発生。政府・日銀為替介入としては下落幅が小さいことから、介入に見せかけた投機筋の仕掛けと推測されます。ただ、直ぐに全戻しとなり上昇継続。
6/14(金)
12:23 経済指標
日銀金融政策決定会合公表(日本銀行)
政策金利:前回0.0-0.1%、予想0.0-0.1%、結果0.0-0.1%(○)
声明:「7月会合で今後1-2年程度の具体的国債減額計画決定」「国債買い入れは3月会合方針継続」。ハト派
国債買い入れ、次回会合で今後1―2年の減額計画を決定へ=日銀(Reuters)
【考察】
発表前:6/4(火),6/10(月)国債購入減額検討報道、6/12(水)保有国債減額検討報道受けて政策修正警戒ありながらも、緩和政策継続期待の織り込みと実質五十日仲値に向けてのドル買い需要で上昇。
しかし発表が12:00を過ぎて政策修正への警戒からロング勢決済入り、日足安値156.81へ急落。直前157.07。
発表後:政策修正警戒していたなか、具体的な減額計画先延ばしサプライズかつ3月会合方針緩和継続のハト派により、日足高値158.26へ急騰。
15:30~要人発言
植田日銀総裁
(発言:5/7, 5/8, 5/9, 5/17, 5/23, 5/25, 5/27, 6/4, 6/6, 6/14)
:前回6/6タカ・ハト派発言
日銀が国債購入を減額へ、相応の規模と植田総裁-7月利上げ排除せず(Bloomberg)
【考察】前回4/26会見のようなサプライズ円安容認なく、具体的な言質を与えない発言に終始。円安牽制発言と7月会合利上げ排除否定発言。同時に欧州政情不安リスクオフ交錯してドル円乱高下。
7/31(水)
12:56 経済指標
日銀金融政策決定会合公表(日本銀行)
(発表日:4/28, 6/16, 7/28, 9/22, 10/31, 12/19, 1/23, 3/19, 4/26, 6/14, 7/31, 9/20, 10/31, 12/19)
過去の傾向では正午付近の公表は会合参加者の意見の相違は少なく金融政策変更なし。13:00頃に近づくほど金融政策変更の可能性高い。
政策金利:前回0.0-0.1%、予想0.0-0.1%、結果0.25%(◎)。
(実質金利=政策金利-期待インフレ率=0.25-2.0=-1.75%)
声明:追加利上げし示唆のタカ派
日銀、国債買い入れ予定公表(現在6兆円):四半期毎4000億円ずつ減額、2026年1-3月2.9兆円
経済・物価情勢の展望(7月、基本的見解):
GDP見通し、2024年度+0.6%へ下方修正
物価見通し、2024年度+2.5%へ下方修正、2025年度+2.1%へ上方修正
日銀が政策金利0.25%に引き上げ、経済・物価想定通りなら利上げ継続(Bloomberg)
【考察】
発表前:7/30(火)事前リーク報道を受けてドル円下落するも、あくまで観測報道で利上げなしの見方も根強く発表控えて乱高下。直前152.62。
発表後:事前リーク報道通りの国債買い入れ減額計画、+0.15%利上げでしたが、利上げの市場織り込み不足の為、初動日通し安値151.60へ約1円急落。
しかし、+0.15%は一般的な1回の利上げ幅+0.25%より小さく、前日リーク報道起点154.57から151.60へ急落(約3円)で織り込み完了か。
加えて、7/25のドル円急落後の反発から、切番152.00、月足・週足ダウ安値151.86付近が円キャリー巻き戻しの防衛水準と見られていたことから、強い押し目買い入り日通し高値153.91へ急反発しました。
15:30~要人発言
植田日銀総裁
(発言:6/4, 6/6, 6/14, 6/17, 6/18, 6/21, 7/31)
:前回6/21タカ派発言
「経済・物価見通し実現なら追加利上げ」
「短期金利0.5%は天井と意識しない」
【考察】
発表前:利上げに関する思惑交錯してもみ合い。
発表後:追加利上げ示唆、総じて強いタカ派発言。先日からのドル円急落を受けてハト派発言への期待もあったことから、ドル円急落継続。
9/20(金)
11:52 経済指標
日銀金融政策決定会合公表(日本銀行)
政策金利:前回0.25%、予想0.25%、結果0.25%(○)。
(実質金利=政策金利-期待インフレ率=0.25-2.0=-1.75%)
声明:7月会合「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)の現状維持。個人消費増加・インフレ上振れ懸念。タカ派内容
日銀、政策金利の現状維持を全員一致で決定 消費の判断引き上げ(Reuters)
【考察】
発表前:前日NYマーケットの影響かつ日本消費者物価指数(強)受けて乱高下継続。直前142.58。
発表後:予想通り政策金利据え置きでしたがタカ派声明を受けて、142.78への上振れから141.95へ下落し揉み合い。
15:31~要人発言
植田日銀総裁
(発言:6/4, 6/6, 6/14, 6/17, 6/18, 6/21, 7/31, 8/23, 9/3, 9/20)
:前回9/3タカ派発言
「経済・物価見通しが実現していけば金融緩和度合いを調整する」
「直ちに見通しの確度高まり、すぐ利上げとはならない」
日銀が金融政策維持、円安修正で判断に「時間的な余裕」と植田総裁(Bloomberg)
【考察】会見開始直後に警戒感から日足安値141.74を付けてからは、利上げ慎重姿勢のハト派発言を受けて日通し高値144.42へ急騰から、日足高値144.50を付けました。
10/31(木)
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